フリーローンはおまとめに使える?
フリーローンのポイントを解説!

使用目的が自由なフリーローンとカードローン。比較的柔軟に使える2つのローンだが、何が違うのか。両者のメリットとデメリットは何だろうか。
■フリーローンとカードローン、共通点と違いは?
フリーローンで借りた資金は、原則として目的を限定せずに利用できる。たとえば、伊予銀行のフリーローンの場合、旅行やレジャーの費用、家具の購入、冠婚葬祭等、様々なシーンで借り入れが可能だ(ただし、事業資金などには利用できない)。資金使途確認資料も不要である。
目的を限定しないのは、カードローンも同じだが、いくつかの違いもある。カードローンは借り入れ金額の上限が設定されていて、限度内であれば何度でも借り入れと返済ができ、追加融資が簡単に受けられるのが魅力だ。借り入れと返済を容易にするために、金融機関からカードローン用のカードが渡されるのだが、これが名称の由来でもある。伊予銀行のカードローンは口座の有無にかかわらず来店なしで申込み可能だ。契約時の即日借り入れ(主婦(夫)・無職の方を除く)もでき、2016年11月末まで利息キャッシュバックキャンペーンを実施中なので、チェックしてみよう。
■フリーローンの活用の流れ
フリーローンの申し込みも、来店不要で、インターネットから申し込むことができる。伊予銀行の普通預金口座を持っていれば、WEBで申し込みが完結する。簡単でスピーディーに申し込み、利用できる点はメリットといえる。2017年5月末までは、特別金利キャンペーンを実施中で、保証料込みで年4~10%となっている。
同行では最大500万円まで、担保や保証人は無しで、最長10年借り入れることができる。前述した通り、資金使途確認資料が不要であるほか、申込金が300万円以下の場合は、所得確認資料も不要となっている。
実際に審査が通ると、預金口座に資金が振り込まれるので、毎月1回、決められた額を返済していく。
■フリーローンは複数ローンのおまとめにも活用できる
複数の金融機関で借り入れをしている場合、フリーローンを活用し複数のローンを1社にまとめることで、月々の返済額や金利の負担が軽減される場合もある。具体的には、複数の金融機関への返済残金の総額をフリーローンで借りてすべての金融機関に返済し、後はフリーローンで借りた金額を返済していくのだ。返済先が1社となり借り入れの返済も簡素化できる。気をつけたいのは、実際に返済総額が減るかどうかだ。自身で試算し、確認する必要がある。
- 現在の複数の借り入れを予定通り返済したときの返済総額を算出する
- フリーローンで複数ローンをまとめた場合の返済総額を算出する
両者を比較してフリーローンの返済総額の方が安ければ、フリーローンを活用するといいだろう。伊予銀行のフリーローンなら、最長10年まで借り入れができ、ゆとりある返済が可能となる。毎月の負担、返済総額等、事前にシミュレーションをして確認しよう。
■ローンの利用は計画的に
金額によっては所得確認資料が不要、複数のローンのおまとめにも活用できる「フリーローン」、上限まで何度も借り入れと返済ができる「カードローン」。自身の目的と状況あわせて、計画的に活用しよう。
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