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金融機関の種類と違い

2018/04/03
(提供元:ZUU

給与の振り込みや公共料金の引き落とし、住宅ローンなどの資金の借り入れなど、銀行をはじめとする金融機関は私たちの生活にはなくてはならない存在だ。金融機関には都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合など、さまざまな種類がある。普段なにげなく利用している金融機関の違いについて、意外と知らないことも多いのではないだろうか。金融機関の種類と違いについて解説する。

銀行の種類はどのくらいあるのか?

銀行の筆頭に挙げられるのが発券銀行としての日本銀行だ。私たちが直接、取り引きすることはないが、物価や金融システムを安定させるという重要な役割を担っている。私たちが普段利用している銀行は、「普通銀行」と呼ばれる。普通銀行は、都市銀行、地方銀行、第2地方銀行、外資系銀行、その他銀行などに分類され、それぞれ下記のような特徴を持つ。

・都市銀行(メガバンク)
大都市に本店を構え全国各地で銀行業務を行う。取引先は大手上場企業が中心。海外にも業務展開を行う。

・地方銀行
地方都市に本店を構え、地域に密着し経済を支える役割を担う。取引先は地元の中小企業が中心。

・第2地方銀行
地方銀行と同様、地方都市に本店を構え、地域に密着し経済を支える役割を担う。取引先は地元の中小企業が中心。もともと相互銀行だったところが多い。

・外資系銀行
日本国外に本店を構え、日本国内に支店を持つ銀行。口座を開設することは可能だが、万一金融機関が破たんした場合に預金者の預金を保護する「預金保険制度」(ペイオフ)の保護の対象外である。

・その他銀行
店舗を持たないインターネット専業銀行、コンビニや商業施設を中心に展開する流通系銀行など、さまざまなタイプの銀行が近年増加している。かつての長期信用銀行が名称を変えた銀行や、ゆうちょ銀行もある。

銀行の業務と信託銀行との違い

銀行の三大業務は、預金、為替、融資である。預金には普通預金、定期預金、外貨預金、積立預金、当座預金などがあるが、これらにより集めた資金を融資することも銀行の重要な業務である。また、振込や振替、手形などの決済業務(為替)は、企業や個人になくてはならないサービスだ。最近はこれらの業務に加え、投資信託や保険商品の販売など、銀行業務の取扱い範囲は広がりつつある。

信託銀行という名称の銀行では、これらの銀行業務に加えて信託業務も行っている。信託業務とは、個人や企業から委託を受け、金銭や有価証券、土地などを管理・運用することである。ほかに相続関連業務や、株式の発行に関わる事務である証券代行業務も行う。

信用金庫、信用組合、労働金庫とは?

ほかに、銀行に似た機能を持つ金融機関には信用金庫、信用組合、労働金庫があるが、違いを正しく答えられるだろうか。銀行とこれらの金融機関との大きな違いは経営理念である。銀行は株式会社であるため、株主の利益が優先される。

一方、信用金庫や信用組合は、会員や組合員の出資による共同組織の非営利法人であるため、会員すなわち地域社会の利益が優先される。また、労働金庫は労働組合や生活協同組合の共同組織であり、やはり非営利の金融機関である。

銀行と証券会社の違いは?

最近は、銀行でも投資信託を購入できることが多いが、一般的には証券会社で購入するというイメージだろう。証券会社の主な業務は、投資家からの株式や債券の売買注文を流通市場に取り次ぐ委託売買(ブローカー)業務である。

つまり、銀行では、預金で資金を集め、資金を必要とする企業や個人に貸し付ける「間接金融」を行っている。一方、証券会社は、お金を必要とする企業と投資家を直接結び付ける「直接金融」を行う金融機関である。

そのほか、証券会社では株式や債券の売買を自己の判断で行うディーラー業務や、株式や投資信託の募集や勧誘業務も行う。似たような業務を行う会社に運用会社があるが、運用会社はあくまでも投資信託の運用を行う会社であり募集や販売は行っていない。

このように金融機関には多くの種類があるが、違いがわかっていればそれぞれの得意分野がわかり利用しやすいのではないだろうか。

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