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懐かしの味
愛媛のおせんべい10選(前編)

2020/02/04

昔ながらの甘いおせんべいは素朴な味わいに根強い人気がある。 多くは小麦粉・卵・砂糖を基本材料にしたシンプルなものだが、味や食感、形や焼き印のデザインはさまざまで楽しい。 今回は、東予地方のおせんべいを紹介する。

町田製菓(四国中央市)

「瓦せんべい」
昭和30年代後半から製造開始。砂糖、黒糖のバランスを調整した生地を使用。ほぼ正方形の瓦の形。香川県の名物「瓦せんべい」が硬いのに比べて柔らかめに手焼きしている。「瀬戸の味」という焼き印が印象的。縦約8.5cm、厚さ5㎜。
1袋500円。
〈基本情報〉
住所:愛媛県四国中央市川之江町余木1238-2
TEL:0896-58-3581

永久堂(新居浜市)

「田岡の柚せんべい」
「田岡の柚せんべい」は昭和30年代から田岡秋月堂(新居浜市)で製造されてきた名物せんべい。裏全面にぬりつけた砂糖と、ふわっと香る柚子の香が特徴。縦約9.3cm。1袋486円。同じく『田岡』ブランドの「味噌煎餅」1袋378円、「鬼フライ」1袋270円もある。どのせんべいも1枚1枚手焼きしたもので、現在は永久堂で手に入る。形や焼き印、素朴な味わいを楽しんで!
〈基本情報〉
住所:愛媛県新居浜市又野1-4-32
TEL:0897-45-0063

きいち本舗(新居浜市)

「手作り風せんべい」
昭和52年創業のせんべい屋の製法を(株)きいち本舗が平成26年に引き継いだ。以来、昔ながらのこだわりの製法で飽きの来ない味を追求。松山の産直市でも一部商品は購入できるが、新居浜市内での販売が主。種類豊富なおせんべいを一袋で楽しめる「お好みせん巾着」1個650円や、にいはま太鼓祭りにちなんだセット「太鼓よせ」1箱(16枚入)930円~が人気。
※注意!!!金額12月か1月頃変わる可能性もあり 最終確認
〈基本情報〉
住所:愛媛県新居浜市西泉町3-40
TEL:0897-43-1155

三谷鬼板本舗(西条市)

「鬼板せんべい」
“鬼でも割れない”硬さが特徴。明治後期から作られ、長く地元で愛されてきている名物せんべい。卵を使わない等、材料も製法も特殊。「石鎚山」の焼き印があり、風格さえ感じる。生姜が入っており、黒ゴマと青のりの2種ある。厚さ約3.5mm、縦12cmの楕円形。8枚入り390円~。
〈基本情報〉
住所:愛媛県西条市大町782-15
TEL:0897-55-3088

村上井盛堂(今治市)

「鶴姫よろいせんべい」
大正12年創業の老舗菓舗が、大山祇神社・鶴姫伝説にちなんで、平成18年に昔ながらの味と製法で甘さを控えた煎餅を製造発売。縦約7.5cm。2枚入り77円、箱入り(2枚入り8袋)670円。
〈基本情報〉
住所:愛媛県今治市大三島町宮浦5452
TEL:0897-82-0029

(松山百店会発行『松山百点』2019陽春号vol.325 参考)

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