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災害時の対策は万全ですか?
本当に必要な家庭の防災グッズを厳選!事前に準備しよう

2021/08/26
(提供元:ペリプラス

日本は自然災害がとても多い国で、大地震がいつ起こるか分かりません。そこで、いつ災害が起きても大丈夫なように、防災グッズを用意しておきましょう。今回は、緊急時に本当に必要な防災グッズを厳選して紹介します。ぜひ参考にして、いざというときに備えてください。

非常時用の持ち出しバッグを準備しよう

非常時用の持ち出しバッグを準備しよう

災害時に必要な非常時用持ち出しバッグとは?

非常時用の持ち出しバッグには、津波や地震などの災害時に必要なものを入れておきましょう。災害が起きた際はいち早く避難しなければいけないので、あらかじめバッグに必要なものを用意しておかないと命に関わります。

バッグに入れておくものとしてイメージしやすいのは食料品ですが、非常時にはさまざまなアイテムが必要です。セットになった商品も販売されていますが、自分で用意する場合は下記のグッズを用意してください。

バッグの内容①飲食物

非常時用持ち出しバッグに入れておくべきものの中で一番重要なのは、飲食物です。飲食物がない状態が最も危険なため、最優先で入れておきましょう。

まずは飲料水を入れてください。重たすぎると避難しづらくなるため、500mlのペットボトルを3本ほど入れておきます。食料はそのまますぐに食べられるものが適しているので、ビスケットやチョコレート、缶詰などを入れてください。

バッグの内容②懐中電灯や携帯ラジオ

昼間であれば光がありますが、災害は昼間に起きるとは限りません。夜間に災害が発生した場合に必要なのが懐中電灯なので、必ず持ち出しバッグに入れておきましょう。

また、携帯電話が使えなかったり持ち出せなかったりするケースも考えられるため、情報を得る手段として携帯ラジオも必要になります。電池が切れる可能性も考えて、予備の電池も入れておいてください。

バッグの内容③救急用品

何も怪我がなければよいのですが、災害で怪我をする可能性は十分にあります。応急手当ができるよう、救急用品も入れておきましょう。具体的には、絆創膏、包帯、消毒液など、とりあえずの処置に使うアイテムです。

また、普段から薬を飲まれている人は、服薬中の薬の一部も持ち出せるようにしておきましょう。災害時はすぐに薬が手に入らないかもしれないため、家族に薬を必要とする人がいる場合は注意してください。

バッグの内容④衣類等の家庭用品

災害が起きたらすぐに避難が必要となるので、衣類を持って行く暇はありません。あらかじめ最低限必要な衣類を、持ち出しバッグに入れておきましょう。下着を数枚と、タオルも入れておきます。

替えの服は1セットあればとりあえずは安心ですが、季節によっては寒さに耐えかねる場合もあるため毛布も入れてください。重たすぎるものではなく、ある程度大きく軽量のものが向いています。

バッグの内容⑤サニタリーグッズ

避難が完了したあとに必要となるのが、サニタリーグッズです。洗面用具やトイレがないと困るので、歯磨きのセットや簡易的な携帯トイレも持ち出しバッグに入れておきましょう。

また、乳児がいる家庭であればベビーグッズも必要になります。紙おむつとミルク、ほ乳瓶なども入れてください。なくなると大変なので、少し余裕をもって入れておくとよいでしょう。

バッグの内容⑥身を守るアイテム

災害時のアイテムの中でも重要なのが、ヘルメットです。ヘルメットがあれば頭部を守れるだけでなく、火災が起きたときには火の粉も防げます。折りたたみ式のヘルメットを入れておくとよいでしょう。

また、笛やホイッスル、防犯ブザーも重要なアイテムです。遠くの人に合図を送ったり、災害時に発生しやすくなる犯罪行為も防げたりします。緊急時はさまざまな犯罪が起こるので、用意しておいてください。

避難生活に対応するために。備えておきたいアイテム

避難生活に対応するために。備えておきたいアイテム

避難生活は長引くことも予想されます。ここでは準備しておくと安心なアイテムを紹介します。

充電器があると安心

飲食物や衣類があればとりあえずの難はしのげますが、そのうえで持っていくリストに加えたいのが携帯電話・スマートフォンです。

しかし充電器がなければ、しばらくするとバッテリーが切れてしまいます。普段使っている充電器とは別に、予備として充電器やモバイルバッテリーなどを非常時用の持ち出しバッグに入れておくと安心です。

寒さ対策アイテム

寒さ対策には衣類の他に毛布があるとよいと先述しましたが、更に備えられるのであれば使い捨てカイロもあると便利です。かさばるものではないので、バッグに入れておくとよいでしょう。

加えて、サバイバルシートもおすすめです。サバイバルシートとは、緊急時に体温低下を防ぐためのエマージェンシーシートを指します。救助隊も使うアイテムであり価格も安いものが多く、効果は抜群です。

メガネや補聴器などの必需品

視力がよくない人にとって、メガネやコンタクトレンズ未装着の状態はいろいろと不都合があります。裸眼では生活に支障がある人は、バッグに予備のメガネも入れておきたいところです。

また、耳の不自由な人で補聴器を付けることが多い場合も、準備しておきましょう。メガネや補聴器のような「これがないと、まともな生活ができない」と感じるアイテムは、優先して入れてください。

軍手があると便利

災害時はサバイバルな環境に置かれるため、普段していない作業や行動が増えます。その際に素手だと動きづらかったり怪我をしやすかったりするため、軍手があると便利です。

軍手には滑り止めがあるタイプとないタイプがありますが、どちらでも構いません。軍手があるのとないのとでは大きな違いがあるので、あれば入れておきましょう。

貴重品も持ち物リストに

現金や保険証、免許証、通帳や印鑑といった貴重品も、できれば持っていきましょう。貴重品を持っておけば後々楽になります。しかし、そういった貴重品を普段から持ち出しバッグに入れておくのは、少々難しいかもしれません。

バッグに貴重品を入れられるスペースを確保しておいて、いざというときにサっと入れて持ち出すのが現実的な案です。素早く入れられるように、貴重品と持ち出しバッグの置き場所を工夫するとよいでしょう。

まとめ

必要な防災グッズをまとめて紹介しました。メガネや補聴器などは人によって要不要がありますが、その他のアイテムはほぼ全ての人に必要なものです。まだ用意していない場合は早めに用意しておきましょう。

これらのアイテムがまとまったセットも販売されていますが、多くの場合は商品の価格帯によって内容の充実度が異なります。もし足りないものがある場合は自身でセットに追加して、いざというときに焦らなくていいように準備してください。

著者 T・S

農業検定を持つ農家ライター、動画撮影者。合計記事作成数は600記事以上。合計動画撮影数は1000本以上。植物や農業、ライフスタイル記事などを中心にライター・撮影・編集活動を行っている。アウトドアグッズや、防災グッズなどの記事も得意とする。

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