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デビットカードの特徴とは?
クレジットカードとの違いやメリット・デメリットについて

2021/12/09
(提供元:ペリプラス

お店やインターネットショッピングでは現金だけでなく、カードなどの支払い方法が取り入れられています。カードを持っていれば、いつでもどこでも簡単に支払いができるため非常に便利です。この記事では、デビットカードの特徴やクレジットカードとの違い、メリットとデメリット、効果的な使い方について説明します。

デビットカードの特徴とは

デビットカードの特徴とは

クレジットカードと同じように、お店やインターネットショッピングの決済に利用できるカードです。以下で、デビットカードの特徴を詳しく説明します。

デビットカードの種類

日本の金融機関で発行できるデビットカードは、2種類あります。

ブランドデビット

国際ブランドのVisa、JCB、Mastercardがついたデビットカードです。日本国内から海外まで、さまざまな店舗において利用できます。

J-Debit

金融機関で口座を開設する際に、キャッシュカードと一体で発行するタイプです。J-Debitマークが表示されている加盟店でのみ、利用できます。

デビットカードでの支払方法

買い物や飲食店でデビットカードを利用すると、即時の支払いになります。登録した銀行口座から、代金が一括で引き落とされます。財布から現金を出すときと近い感覚で利用できるのが特徴です。

デビットカード対応の場所

国際ブランドの加盟店においては、ブランドデビットが利用できます。飲食店、ネットショッピング、コンビニ、公共料金や携帯電話・ネットの通信料金など、対応している場所はさまざまです。J-Debitは提携している店舗が少ないため、利用する場合は事前に確認しておきましょう。
また、高速道路やガソリンスタンドはデビットカードに対応していない場合が多いです。自動車を運転するときは、現金を持ち合わせておくと確実です。

デビットカードとクレジットカードの違い

デビットカードとクレジットカードの違い

審査が必要かどうか

クレジットカードの発行には年収などによる審査が必要ですが、デビットカードは不要です。また、年齢制限の条件にも違いがあります。デビットカードは12歳以上(会社によって違う場合あり)、クレジットカードは20歳以上(条件によって18歳以上も可能)が対象です。

利用限度額について

デビットカードの上限は、引き落とし口座の預金残高になります。残高を超える支払いは利用不可となるため、事前に把握しておきましょう。
クレジットカードは審査の結果で利用限度額が決定され、預金残高に関わらず利用できます。

引き落としのタイミング

デビットカードは、支払ったその場で銀行口座から代金が引き落とされます。例外として、即時ではなく数時間後の引き落としになる加盟店(インターネットショップを含む)もあります。クレジットカードは一定期間の合計額がまとめて引き落とされるため、支払いとのタイミングが異なります。カードの発行会社によって期間に多少違いはありますが、基本的には1ヶ月分の合計額が翌月の10日あるいは26~27日頃に引き落とされるのです。

キャッシングについて

デビットカードは年収などによる審査が不要で信用情報に基づいていないため、キャッシングは利用できません。
クレジットカードは審査によって信用情報が確認されるので、カードローンや分割払い、リボ払いなどが利用できます。キャッシングは年収に応じて上限が設けられるため、一定の範囲内で利用可能です。

ポイントやキャッシュバック

J-Debitではポイントやキャッシュバックが用意されていません。Visaなどのブランドデビットではクレジットカードと同じようにポイントが付与されます。種類によってはキャッシュバックなどもあります。

デビットカードのメリットとデメリットを比較

>デビットカードのメリットとデメリットを比較

カードの特徴や違いについて詳しく知ったところで、ここからはメリットとデメリットについて比較していきます。

デビットカードのメリット

支払金額の管理がしやすい

財布から現金を出して支払うときと感覚が近くなるため、その場で金額を把握できて管理しやすいです。お金を使っている感覚が薄れると使い過ぎになりやすいですが、管理できれば防止になります。

発行の制限が少なく誰にでも使いやすい

デビットカードは審査が不要で12歳以上であれば発行できる(会社によって違う場合もあり)ため、条件や制限が少なく誰にでも使いやすいです。デビットカードを持っていればカード支払いのみ対応する場所でも使えるので、買い物の幅が広がってより楽しめるでしょう。

セキュリティ対策がされている

デビットカードでも、クレジットカードと同じように不正利用に対する補償が用意されています。発行する金融機関やカード会社で補償内容が定められていますので、確認してみましょう。

デビットカードのデメリット

利用限度額が口座残高まで

高額な買い物をしたいときでも、口座残高が上限になってしまいます。事前に残高の確認が必要だったり、足りないときは入金する手間が生じたりすることはデメリットです。

キャッシングや分割払いは非対応

一括払いしか利用できないため、キャッシングで借り入れたり分割で支払ったりできません。高額な支払いをしたいときに不便を感じることは、デメリットになります。

デビットカードの効果的な使い方

>デビットカードの効果的な使い方

現金と同じ感覚で使う

高額の買い物はクレジットカード、低額の場合はデビットカードという使い分けをすると効果的です。高額の買い物は非日常的ですが、低額の買い物は日常生活で頻繁にあります。通勤中のコンビニでの買い物や本や文房具を購入するときに、小銭を探したりお釣りを受け取ったりする手間がなくスムーズです。

買いすぎや高額な買い物を抑える

使い過ぎを防ぐために、デビットカードを利用して現金感覚を持つことは非常に効果的です。現金以外の支払いだとお金を使う感覚が薄くなってしまいがちで、ついつい使い過ぎることがあります。お金の管理が得意でない場合でも、デビットカードなら使える方法となるでしょう。

まとめ

デビットカードは年齢や使い方の幅が広く、より便利に日常生活を過ごすために効果的な支払い方法です。
伊予銀行では、国際ブランドのVisaがついたデビットカードをご利用いただけます。ぜひ、この機会に伊予銀行Visaデビットの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

Visaデビット
著者プロフィール

著者 岩崎 祐二

FP技能士2級、AFP(日本FP協会)

ライフとキャリアを総合した視点で、人生設計をマンツーマンでサポート。日々の家計管理から、数十年先に向けた資産設計まで実行支援しています。

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