大阪支店開設70周年
~未来に向けて、地域の皆様と夢を共有し実現していく~

iyomemoをご覧の皆様こんにちは。伊予銀行大阪支店です。大阪支店は、地域の皆様、お取引先様に支えられ、令和4年3月12日に開設70周年を迎えます。
阪神地区と愛媛県は古くから経済交流が盛んであり、繊維・製糸・果実といった愛媛県主要産業は、阪神地区に販路を求め進出していきました。そのような背景から、昭和27年に大阪支店が開設されました。当初は大阪市東区安土町(堺筋)に開店し、昭和40年9月に中央区南本町(御堂筋)に移転して今日を迎えます。
昭和46年には大阪市淀川区十三本町に大阪北支店、平成20年には堺市堺区甲斐町に堺支店を開設し、大阪府内3店舗体制で営業を行っています。
大阪の経済発展
大阪市は、大正後期から昭和初期には人口、面積、工業出荷額において東京市を凌ぐ日本第一の都市として「大大阪」と呼ばれていました。その後、大阪の経済は、繊維産業や機械製造業が牽引し、戦後復興期から高度成長期まで全国を上回る成長を遂げ、1960年代後半には国内総生産の10%以上を占めました。安定成長期以降は、東京一極集中が進む中で大阪も影響を受けましたが、近年の大阪の国内総生産比率は7%台で推移しており、伊予銀行の本拠地である愛媛県の約7倍の経済規模を誇る日本第2の都市として今も成長を続けています。こうした産業構造の変化と企業の成長と共に、伊予銀行大阪支店も業績の進展を遂げることができました。

これからの大阪
2025年に行われる大阪・関西万博に向けて産学官一体で都市環境の整備が進められています。JR大阪駅北の「うめきた」地区では、先行開発として2013年に「グランフロント大阪」が開業し、現在は「うめきたⅡ期」プロジェクトが進行しています。大型オフィスビルをはじめ、高級ホテルや都市型スパを含む商業施設のほか、巨大都市公園が2024年を目途に誕生します。交通網の整備も進んでおり、うめきた開発に併せて、一部JR在来線の地下化と大阪駅地下での新駅建設が行われ、新駅を通って新大阪から梅田、梅田から関西国際空港を直通で結ぶ「なにわ筋線」が2031年の開業を目指しています。
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪市此花区の人工島「 夢洲(ゆめしま)」で2025年4月から半年間にわたって開催されます。予想来場者数は約2,800万人、経済波及効果は約2兆円と試算されています。また、並行するIR(統合型リゾート)構想や周辺埋め立て地でのマンション開発など、世界有数のベイエリアとなるべく湾岸地域の開発も活発に行われています。
行員一同コメント
伊予銀行大阪支店は、おかげさまで開設70周年を迎えることができました。地元のみならず、大都市大阪でも「潤いと活力ある地域の明日を創る」という企業理念を体現し、お客様のご期待に応えて地域の発展に貢献できるよう、今後もベストを尽くしてまいります。
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