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楽しみ方いろいろ!
愛媛の柑橘系果実酒3選

2022/04/14
(提供元:SAGOJO編集部

一段と暖かくなってきた今日この頃、お酒を飲む機会も増えているのではないでしょうか? 入学や入社など新生活を迎える家族に乾杯、転勤や引っ越しで離れてしまう友人と乾杯、桜の便りとともに乾杯! そう、春は何かとお酒を飲む機会が増えるものです。大人数での飲み会は控えている方でも、家族や友人、はたまた一人でグラスを傾けるというのもまた一興です。

今回は愛媛県の柑橘果汁がたっぷり使用された、春らしい鮮やかな果実酒(リキュール)をご紹介します!

※ この記事にはお酒の情報が含まれています。20歳未満の飲酒、ならびに飲酒運転は法律で禁じられています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

焼酎が好きならきっとハマる!道後リモンチェッロ【水口酒造】

焼酎が好きならきっとハマる!道後リモンチェッロ【水口酒造】

道後温泉で有名な愛媛県松山市道後で造り酒屋を営む水口酒造。創業は1895年(明治28年)で、明治から令和へと一世紀以上にわたる激動の日本の歴史と共に歩み続けてきた酒蔵です。

もともとは愛媛県産酒造好適米「しずく媛」や「松山三井」を使用した日本酒造りから始まったという水口酒造。その味は、淡麗ですっきりとしながら旨味を感じるお酒で、瀬戸内の白身魚を中心とした淡泊な魚介類に合うと評判だったそうです。

その後、時代やニーズに合わせて、クラフトビールや焼酎、ジン、ラムなどの蒸留酒なども製造するようになり、今では道後唯一の造り酒屋として地元で愛される地域に密着した企業として歩み続けています。

道後リモンチェッロ

お取り寄せしたのはこちらの「道後リモンチェッロ(200ml・1,760円)」。リモンチェッロとは南イタリアを起源とするお酒のことで、レモンの果皮をアルコール度数の高い蒸留酒に漬け込み、砂糖やはちみつなどの糖類を加えて作ります。

道後リモンチェッロ

愛媛県北東部に位置する離島・岩城島産のレモンの皮と、内子町産の蜜柑の花から採れるはちみつを使用し、自社蒸留の本格焼酎に漬け込んだ愛媛県初の「道後リモンチェッロ」。

まさに、何から何まで愛媛県産にこだわった特別なお酒です。松山地域の魅力ある新製品に贈られる松山ブランド新製品コンテスト「NEXT ONE」では優秀賞を受賞しています。

道後リモンチェッロ

アルコール度数が20度と高めなので、炭酸水やトニックウォーターで割るか、キンキンに冷やしたストレート、または氷を浮かべたロックで飲むのがおすすめです。

レモンの爽やかな香りが鼻に抜け、その後蜜柑はちみつの濃厚な甘さが口いっぱいに広がる、そんな芳醇な口当たりのお酒です。無糖の炭酸水やトニックウォーターで割ったものは食前酒にもぴったり! 適度な刺激が食欲を増進させてくれるでしょう。黒と黄色を基調とした外箱のパッケージもオシャレで目を引くので、贈りものはもちろん、手土産にしても喜ばれると思いますよ!

水口酒造株式会社
住所:愛媛県松山市道後喜多町3-23
電話:089-924-6616
公式HP:https://www.dogobeer.co.jp
オンライン注文:https://www.dogobeer.com/category/25/

鮮やかな色と濃厚な味わいでおつまみいらず! ブラッドオレンジ梅酒【名門サカイ】

ブラッドオレンジ梅酒

名門サカイの始まりは430年も前の文禄元年(1592年)にまで遡ります。その頃の日本は戦国時代まっただ中。豊臣秀吉が歴史に名を刻んでいた時代ですから、相当古くから脈々と続いてきたことがわかります。

江戸時代初期には名門サカイの前身である「鳥羽合名会社」として酒造業を営んでいたそうですが、現在は地域に密着した酒類を提供する会社として、おいしいお酒の仕入れや販売などを行っています。酒造業を経ての販売会社であるからこそ、どんなお酒がお客様に喜ばれるかを知り尽くしているのでしょうね!

ブラッドオレンジ梅酒

名門サカイからは「ブラッドオレンジ梅酒(720ml・1,980円)」をお取り寄せ。箱を開けると鮮やかな朱色が目に飛び込んできます。これは瓶に色が着いているのではなく、お酒そのものの色。まるでトマトジュースのように綺麗な赤ですが、これは原材料にも使用されている宇和島産のブラッドオレンジに含まれているアントシアニンの色素によるものです。

ブラッドオレンジは、イタリアのシチリア島などで栽培されているオレンジの一種で、非常に濃い赤い果肉を持つ希少種。ビタミンCのほか、抗酸化作用があると言われているアントシアニンを豊富に含んでおり、色鮮やかなだけでなく体にも嬉しいオレンジというわけです。

愛媛県宇和島は複雑な海岸線や温暖な気候がシチリア島とよく似ており、長年のみかん作りの知恵が宇和島産ブラッドオレンジの栽培にも生かされているのだそうです。

ブラッドオレンジ梅酒

国内で製造された梅酒に、宇和島産ブラッドオレンジの果汁をたっぷり使用した新しい「ブラッドオレンジ梅酒」。すっきりとした酸味に濃厚なオレンジの甘さ、豊かな柑橘系の香りが特徴的です。2021年の全国梅酒品評会では最高位である金賞を受賞というのもうなずける味わいです。

ブラッドオレンジ梅酒

グラスに注ぐとほんのり透け感のあるピンク色に薄まり、ますます綺麗に色付きます。ソーダ割にするともっと優しい色合いになり、インスタ映えするそうですよ! ブラッドオレンジならではの強い甘さがあとを引き、まるでジュースのようにグイグイ飲んでしまいますが、しっかりアルコール度数も8度ありますので、飲み過ぎにはご注意ください!

ロックやソーダ割り(オレンジ梅酒8:ソーダ2)がおすすめだそうですが、ビール割り(オレンジ梅酒2:ビール8)もかなりイケるのだそう。食事と一緒に楽しむ際には甘さが抑えられてよく合いそうです。また、ジン+ソーダを加えると男性好みなすっきりとしたカクテルになるそうです。

食事の後のデザート酒としておすすめなこちらのブラッドオレンジ梅酒。いろんなものと合わせてお気に入りの一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。姉妹品の「瀬戸内レモン梅酒(720ml・2,750円)」もおすすめです!

名門サカイ
住所:愛媛県宇和島市高串2-1045
電話:0895-25-5533
公式HP:https://www.meimon.co.jp/
オンライン注文:https://www.meimon.co.jp/shop/

杜氏が本気で造った素直なお酒! 蔵元のリキュールセット(ゆず・晩柑・梅酒)【栄光酒造】

蔵元のリキュール

明治30年(1897年)創業の栄光酒造は、120有余年にわたって培われた酒造りの難しさと大きな喜びを今日の酒造りにも生かしている愛媛県松山市の酒蔵です。その長きに渡るたゆまぬ努力は、数々の受賞歴となって実を結んでいます。

「名酒に名水あり」という言葉があるそうで、栄光酒造では愛媛県松山市にある高輪山系の渓谷「湧ヶ淵(わきがふち)」の名水を酒造りに用いているのだそう。日本酒の仕込み水として理想的な成分含有率で、自然の恩恵を受けた一滴一滴が、代表銘柄である「酒仙栄光」として生まれ変わっているのですね。

蔵元のリキュール

もちろん、日本酒好適米や酵母など、原料の一つ一つにも強いこだわりを持って、納得のいく味を求め続けています。そんな頑固なまでの職人魂を持った杜氏が、日本酒造りで得た技術や知識を生かした愛媛県産の果実を使用したリキュールのセットがあったら、ぜひ飲み比べしてみたいと思いますよね!

蔵元のリキュールセット

こちらが飲み比べに最適な「蔵元のリキュールセット(各500ml・3本セット2,596円)」。いずれも愛媛県産の果実が使用されており、酸味料・着色料・香料などの添加物は使用されていないので、果実由来の本来の味と香りが楽しめます。

どのラベルにも「杜氏が本気で造りました」と書かれているのも印象的です。杜氏の本気、ぜひ味わってみましょう!

<蔵元の梅酒/アルコール度数14~15度>
太陽の光をたっぷり浴びて大粒に育った特選サイズ以上の愛媛県産南高梅を使用。自社蒸留の本格米焼酎で仕込まれています。開栓した瞬間に梅の甘い香りが広がり、飲むと程よい酸味に包まれます。炭酸で割れば食前酒としても最適!

<蔵元の晩柑>
愛媛県産晩柑果汁を使用。晩柑は「和製グレープフルーツ」とも呼ばれる柑橘の1つ。甘み、酸味は控えめでほんのりと感じる苦みが特徴的。アルコール度数も8度とちょうど良い加減なので、食事に合わせて飲みたくなります。口の中をさっぱりとリセットさせるのに向いているので、揚げ物や焼肉など、味の濃い料理に合いそう!

<蔵元のゆず>
愛媛県産の良質なゆず果汁を使用。甘さは控えめで、酸味と苦みのバランスが絶妙なバランス! ゆずの豊かな香りがふわっと広がり、柑橘類が好きな人にはもっとも飲みやすいお酒かもしれません。ロックやストレートで食後酒としても、炭酸で割って食前酒や晩酌のお供にしても、どんなシーンにも1本あると重宝しそう! アルコール度数は8度です。

3本ともバラで購入することもできますし、300ml・1800ml入りも用意されているので、好みの味や飲む人数などでいろいろ試してみてください!

栄光酒造
住所:愛媛県松山市溝辺町甲443
電話:089-977-0964
公式HP:https://eikoo.com/
オンライン注文:https://eikoo.com/shop/

愛媛県には酒造りが郷土に根付いているのか、どの酒造会社も何十年、何百年と代々受け継がれてきているのが非常に興味深いですね。柑橘王国・愛媛の果実をそのまま味わうのももちろん良いですが、果汁にしてお酒と合わせれば果実より長い期間、いつでも楽しむことができます。

気に入ったお酒が見つかったら、いつか蔵元を訪ねる旅に出てみるというのも面白いかもしれませんよ!

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