オンライン飲み会にもぴったり!
愛媛のご当地おつまみ3選

ようやく春めいてきた今日この頃。今年こそはお出かけしたい!という方も多いのではないでしょうか。一方で、すっかり定着した感のあるオンライン飲み会も引き続き人気があります。
遠く離れた家族や友人とオンラインで一緒にお酒を楽しむもよし、身近な人と外でBBQを楽しみながら乾杯するもよし。もちろん、一人でのんびりと寛ぎながらお酒を嗜むのもいいですね。
そんな時にあると嬉しいのが、お酒に合うおいしいおつまみ! 今回は愛媛ならではのご当地おつまみをご紹介します。いつか愛媛を訪れる際の参考にもなりますよ!
愛媛の郷土料理と言えばコレ! じゃこ天【河内屋(かわちや)蒲鉾】

愛媛の人が郷土料理といって最初に思い浮かぶのが、こちらの「じゃこ天」なのだそう。愛媛県南予(なんよ)地方の沿岸部で作られている特産品で、子供の頃からおやつとして慣れ親しんでいる一品なのだそうです。
一般的には、魚のすり身を練って油で揚げたものを「さつま揚げ」と呼びますが、西日本の多くや全国から開拓に入った北海道の一部では「天ぷら」と呼ぶことがあります。じゃこ天もその一つで、揚げかまぼこに分類されるものになります。
じゃこ天の「じゃこ」とは、主な原材料である「ホタルジャコ」という魚の名前を短縮したものという説や、いろいろな小魚をすり身にすることから、小魚=雑魚(ざこ)がなまってじゃこになったという説など、諸説あるようです。

愛媛県の中でも特にじゃこ天が有名な宇和島市に店を構える「河内屋蒲鉾」は創業なんと嘉永元年! 実に、170年以上も前から宇和島近海産の鮮魚を扱ってきたお店で、六代も続く老舗中の老舗です。
お取り寄せしたのはこちらの3つ。ホタルジャコなど新鮮な地魚を使って一枚ずつ丁寧に仕上げた「手造りじゃこ天(1枚172円)」に、同じタネに生のごぼうを混ぜた「ごぼうじゃこ天(1枚172円)」、そしてエソを使用した綺麗な白色の「えそ天(1枚194円)」です。
ギフト用にセットになった商品もありますが、自宅で楽しむ分には好きなものを好きなだけ、一枚ずつ注文できるのが嬉しいですね!

商品と一緒に「美味しい食べ方」が書かれた用紙も入っていたので、参考に調理してみました。

冷蔵庫から出してそのまま食べられる気軽さも嬉しいですが、フライパンで軽く炙って焦げ目を付けると、磯の香りやごぼうの風味がより際立って、さらにおいしく感じます。しっかりと味付けされているので、大根おろしなどでさっぱりといただくのがおすすめ。まさに酒の肴にぴったりの一品です!
じゃこ天は中身が黒っぽい色をしています。これは魚の頭と内臓以外すべての部位をまるごとすり身にしているからなのだそう。栄養満点で子供から高齢者まで誰でも食べやすい商品です。
そばやうどん、煮物・鍋などの具材として、チャーハンや炊き込みご飯に入れて、お好み焼きやたこ焼きにプラスしてなどなど、どんな料理にも使い勝手が良く、簡単に栄養を摂ることができる優秀素材、じゃこ天。ぜひご自分だけの楽しみ方を見つけてみてください!
河内屋蒲鉾
住所:愛媛県宇和島市高串1-544
電話:0895-22-7700(代表)
注文専用FAX:0120-25-2371
公式HP:http://www.kawachiya1848.co.jp/
オンライン注文:http://www.kawachiya1848.co.jp/commodity/item1.html
愛媛県の県魚「真鯛」が楽しめる! 愛南(あいなん)真鯛 家飲みセット【愛南サン・フィッシュ】

養殖マダイの生産量日本一を誇る愛媛県。天然マダイの漁獲量の4倍の量が生産されており、全国シェアの50%以上を愛媛県が占めています。さらに、愛媛県の最南端に位置する愛南町では県内の養殖マダイの30%を生産しており、味も生産量も群を抜いています。
黒潮が流れ込む太平洋に面しているため潮の流れが早く、身は引き締まり適度な脂の乗ったマダイが育つのだそう。そんな愛媛県の県魚である養殖マダイを3つの味で楽しめるセットがあったら、食べてみたいと思いませんか?

こちらは愛南漁業協同組合より届いた「愛南真鯛 家飲みセット」。まさにお家で酒の肴として養殖マダイを堪能できるセットがあったので、早速お取り寄せしてみました!
商品はクール便で、発泡スチールに入っていました。おいしく食べられる調理方法が書かれた用紙と、組合長が一枚ずつ手書きされたメッセージカードも同梱されており、ほっこりとした気持ちにさせられました。
<真鯛のユッケ風>
ごま油のきいた漬けだれに一口サイズの切り身が漬け込まれた一品。解凍後、唯一生のまま食べられる商品で、とろりとした食感がたまりません!さっぱりとしたキュウリやかいわれ大根を添えると彩りも良くおしゃれに盛り付けられます。
<愛南真鯛ハラミ>
脂の乗った真鯛の腹身部分にニンニクと日本酒で味付けしたものが2つ入っています。油で揚げると片栗粉の衣がサクサクとして、後から鯛の身の甘さが口いっぱいに広がります。冷凍のまま揚げる場合は低温でじっくりと、解凍してから揚げる場合は高温でカラリと揚げるのがおすすめ。ニンニクの香りがふわっと立ち上り、ビールが飲みたくなる一品です!
<愛南真鯛味カマ>
塩のみで一夜干しされた真鯛のカマの部分を魚焼きグリルでじっくりと焼いていただきます。一度干してあるので、引き締まったカマの身の甘さが引き立っています。魚を食べ慣れていない人には食べるのが面倒な部位かもしれませんが、魚好きには骨に付いた身を少しずつほぐしながらお酒をちびちびやるのが最高です!
いずれも余計な添加物などは一切使用されていないため、愛媛の養殖マダイ本来の味が楽しめます。一度に3つの味わい方が楽しめるこちらのセットで、愛媛の養殖マダイをとことん味わい尽くしましょう!
愛南サン・フィッシュ
住所:愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城1-10
電話:0895-73-2911
公式HP:https://jf-ainan.or.jp/
オンライン注文:http://www1.enekoshop.jp/shop/jfainan/
※こちらの商品は愛南サン・フィッシュより愛南漁業協同組合に委託販売しています。
珍しい日本三大焼き鳥の1つ! 今治(いまばり)焼き鳥 体験セット【マグロの吉井】

「日本三大やきとりの街」なるものがあるのをご存知でしょうか? 豚精肉に甘辛いタレをからめて洋がらしで食べる北海道室蘭市、歯ごたえのある豚肉のカシラをピリ辛の味噌だれで食べる埼玉県東松山市、そして唯一鶏肉を使っているのが愛媛県今治市の焼き鳥です。
この焼き鳥、かなり特徴的でおもしろいのです! まず、全国津々浦々、焼き鳥と言えばたいてい串に刺さっているものですが、今治市の焼き鳥は串を使用しません。高火力の鉄板で一気に焼き上げ、さらには「肉押さえ」なるもので鉄板に押しつけてぎゅうぎゅうに焼き上げるのだそうです。さらには四国らしい甘~いタレが鍵。
これは今治の産業に由来しているのだそうです。造船業や今治タオルで有名な製造業が盛んな今治の人たちは非常にせっかちで、待つのが大嫌い! そこで「肉押さえ」を使って素早く焼き上げる今治独特の焼き鳥が爆発的人気となり、三大焼き鳥と呼ばれるまでになったそうです。
そんな今治焼き鳥を自宅で体験できるセットを発見しました!

こちらが「今治焼き鳥 体験セット(4,980円・送料込)」。もも・セセリ・皮がそれぞれ280gずつと、焼き鳥のタレに肉押さえが入っています。冷凍で届くので、食べる前日から冷蔵庫に移して解凍します。

肉は国産鶏を使用しているので臭みのないすっきりとした味わい。柔らかいもも肉、心地よい歯ごたえのセセリ、旨味が凝縮した皮、それぞれ塩コショウでしっかりと下味が付いているので、そのまま食べてもおいしくいただけます。味変で途中からタレを絡めて食べると2つの味が楽しめます!

肉押さえはこのように、フライパンでも使用できます。カリカリに焼いた鶏皮っておいしいですよね! かなり脂がはねるので、くれぐれもヤケドにはご注意くださいね。
3種の総量は840gと、かなりのボリュームがあります。家族や仲間内で焼きながらワイワイ楽しむのにぴったり! 鶏から出た脂は旨味もたっぷりなので、チャーハンやスープの出汁に使用することもできます。ぜひ今治ならではの焼き鳥を味わってみてください!
マグロの吉井
住所:愛媛県今治市鯉池町3丁目3-44(本社)
電話:0120-441-256
公式HP:https://www.maguro441.com/
オンライン注文:https://www.maguro441.com/c/gr76/mk18
海に面した愛媛県ならではの海産物や、愛媛を代表する工業都市の人柄を表すような特産品など、愛媛の空気を感じられる商品をご紹介しました。自由に国内旅行ができるようになった際には、ぜひ現地でも味わってみてください!