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スマホカメラで上手に撮影!
写真の撮り方の基本って?4つのコツを押さえよう

2022/04/28

スマホカメラは機能が進化しているため、特別な技術を持っていなくても綺麗な写真が撮れるようになっています。しかし、撮り方の基本を押さえることによって、よりよい写真に仕上げることが可能です。そこで今回は写真の撮り方のコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

機能編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

機能編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

スマホカメラは本格的な撮影機能を搭載しているため、写真が簡単に撮れます。まずは、よりよい写真を撮るための便利な機能を紹介します。

画面操作

AF(オートフォーカス)で被写体を際立たせる

スマホカメラは、AF機能が簡単に使えます。カメラはシャッターを半押しすることによって、ピントを合わせるのが一般的です。スマホカメラは画面を指でタッチした位置に、自動でピントを合わせる機能が搭載されています。全体を綺麗に写すよりも部分的に焦点を合わせると、背景がぼやけて被写体が際立ちます。

クリアな画像の撮影はピンチアウト(ズーム)

スマホカメラの画面をピンチアウトすることにより、簡単にズーム機能が使えます。ピンチアウトは、スマホ画面に2本の指を置いて引き離すようにする動作です。被写体との距離を保てるため、手元で光を遮らずにクリアな写真が撮影できます。また、スマホカメラは最短撮影距離が5cm程度なので、被写体が小さいときにも役立つ方法です。

ただし、ズームしすぎると画質が粗くなってしまうこともあるため、倍率は2倍以内をおすすめします。それ以上大きくしたい場合は、スマホを被写体に近付ける動作とピンチアウトを併用するとよいでしょう。

逆光では明るさ補正(露出補正)

画面の明るさ補正は簡単に行えます。スマホカメラには画面に映る被写体や場所が明るい場合は暗く、暗い場合は明るく撮影する特性があります。そのため、逆光のような明るい場所を撮影すると、画面が暗くなってしまうのです。

スマホカメラの画面に指を置いた状態にすると明るさ補正のガイドが表示されるので、上下にスライドさせて調整しましょう。iPhoneとアンドロイドのどちらの機種も、同じ操作で明るさの補正ができます。

機能設定

HDR(ハイダイナミックレンジ)で白飛び防止

HDR機能を設定すると、スマホカメラで色味鮮やかな写真が撮影できます。HDRは「High Dynamic Range」の略で、明るさの異なる写真を複数枚自動で撮影して1枚に合成する機能です。空や海、山などの風景の撮影や、薄曇りや逆光などのときに活躍します。

HDRを使用すると明るくなりすぎて白飛びするのを防止し、色味がくっきりと鮮やかに写し出されます。一度のシャッターで3枚を連続撮影するので、合成処理がきちんと行われるよう、スマホをすぐに動かさないことが大切です。

バランスよくするにはグリッド(グリッド線)を活用

グリッドは、一般的に縦・横2本の格子状の線をスマホカメラの画面に表示する機能です。グリッド線やグリッドラインと呼ばれることもあり、機種によっては本数を変えられるものもあります。写真の構図を考える際に、水平や垂直がわかりやすくなるので便利です。

操作編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

操作編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

スマホカメラで撮影する際には、操作にもコツがあります。簡単にマネできる手元操作やアングルによる効果を紹介していますので、下記を参考にしてください。

手元操作

綺麗な写真を撮るには両手でしっかり持つ

手ブレやスマホの落下を防止し、綺麗な写真が撮影できる方法です。手帳型のカバーケースを使用している場合は、外したほうが構えやすくなります。

シャッターは音量ボタンを使う

手ブレしないように両手で構えていても、スマホカメラのシャッターマークを押す際に動いたり傾いたりすることがあります。音量ボタンを使用すれば構えた位置から指を動かさずに撮影できるため、ブレずに撮影可能です。音量ボタンは親指で押すようにすると、より手ブレしにくくなります。

フラッシュはオフにする

フラッシュを使用すると陰影が濃く出てしまうため、被写体の色味が損なわれてしまうことがあります。また、暗い場所でのフラッシュ撮影は光が強すぎて白くぼやけてしまうので、使用しないよう注意しましょう。

アングル

立体感のある画像はハイアングル

目線よりも高い位置で見下ろすような角度を、ハイアングルといいます。目線の高さから撮影した画像と比べ、深さや厚みなどの広がりが生まれる撮影方法です。

距離感を強調するにはローアングル

ローアングルとは腰よりも低い位置で、見上げるような角度です。
また、ローアングルは高さを強調したい写真の撮影にも向いています。手前は地面スレスレの位置から見上げるように撮影すると、迫力のある写真になります。

人物写真編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

人物写真編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

スマホカメラの撮影には、人物が欠かせません。自撮りや記念撮影など、さまざまなシーンで使える撮影のコツを紹介します。

光の当て方

鮮やかな写真には順光

順光とは、被写体に対してカメラ側から当たる光のことです。被写体に直接光が当たるので、色や形を正確に描写できます。肌色を明るく見せたり瞳に光が入ったりするため、イキイキとした表情に見える効果が期待できる方法です。

記念撮影や証明写真などを撮影する際にも、順光が向いています。また、自然を鮮やかに描写する風景写真にもおすすめです。

柔らかな雰囲気を演出するには逆光

逆光とは、被写体の背後から当たる光のことです。特に室内で撮影時に窓際の逆光を利用すると、人物の輪郭をソフトな印象に見せてくれます。

ただし、逆光はレンズに強い光が入るので、被写体が暗くなりがちです。露出補正を使い、人物をイメージする明るさに調整しましょう。

メリハリのある描写にはサイド光

サイド光とは、被写体の横方向から当たる光のことです。被写体に影が強く出やすいため、明暗がはっきりした写真になります。立体感のある写真を撮影するときにも、最適の光です。

場所や天気

シンプルな背景は人物を引き立たせる

建物や人物が多い場所ではピントが全体に合いやすいため、被写体以外に目を惹くものがない背景で撮影しましょう。シンプルな背景は、雑多な場所で撮影するのに比べて人物の表情やコーディネートを引き立ててくれます。

屋外の撮影はくもりが最適

影の出方を気にすることなく、どの方向からも撮影可能です。日差しが強いと目を細めてしまったり、顔に影ができたりすることがあります。くもりの日は日差しが柔らかく眩しくないため、自然な表情を撮影できるのがメリットです。

風景写真編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

風景写真編|スマホカメラで上手に撮影する基本のコツ

スマホカメラでは風景写真を撮影することも多いため、しっかりコツを押さえておくことが大切です。基本のコツがわかれば、旅行に行った際も思い出に残る素敵な写真が撮影できます。

基本は水平垂直

グリッドを使用し、両手でしっかり構えて撮るのがおすすめです。画面の中にある木の幹やビルなどを目印にすると、垂直になりやすく構図が安定します。

構図のコツ

三分割法で安定した構図に

画面の縦横を3つに分け、「1:2」の比率の位置に、被写体を配置する方法です。グリッド線が交わる位置に被写体を置くと、安定した構図になります。

奥行きのある写真は三角構図

画面の中心に向かって三角にまっすぐ伸びる道や、高い建物などの撮影に適した方法です。三角構図は、ダイナミックな広がりを表現できます。

まとめ

スマホカメラで撮影するときの基本のコツは、どれも簡単に取り入れられる方法です。コツを覚えることで、写真の仕上がりがワンランクアップします。テクニックが要らず素敵な写真が撮れるので、ぜひ試してみてください。



著者:kentan

ファッションやライフスタイルなどの記事を中心に、ライター活動を行っています。しっかりと下調べをし、暮らしに役立つ情報をお届けします。

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