デビットカードの作り方は簡単!
必要書類や注意事項もご紹介
デビットカードは、基本的に銀行口座さえあれば面倒な手続きや審査なしで簡単に作ることができます。
キャッシュレスに切り替えたいけどクレジットカードが苦手、審査が心配という方や主婦・学生の方も作りやすいカードです。
必要書類を用意するだけで申し込み準備は完了。
書類がそろったら、Webやアプリ、銀行窓口、郵送などご希望の方法で申し込みましょう。
この記事では、デビットカードを作るときの必要書類や申し込み方法、注意点などをご紹介します。
目次
デビットカードを作りたい!何歳からOK?高校生は?
デビットカードの申し込みは、15歳以上(中学生を除く)、あるいは16歳以上を対象としているものが多いです(「J-Debit」の場合は年齢制限なし)。
対象年齢は銀行・カードごとに違い、12歳から申し込めるカードもあります。
ただし、未成年者の申し込みには、親権者の同意が必要になる場合がありますので注意が必要です。
詳しくは、対象のデビットカードを発行している銀行のホームページで申し込み条件をチェックしましょう。
デビットカードを作るのに、審査はある?
デビットカードを作る際、基本的に審査はありません。
クレジットカードとは違い、デビットカードにはキャッシング機能がなく支払いは一括払いのみです。カードに紐づいた口座の預金額以上は使えないため、支払い能力を審査する必要がないのです。
そのため、クレジットカードの審査に通るか不安な方や主婦・学生の方も気軽に作ることができます。
デビットカードは即日で作れる?
デビットカードは、銀行によって、即日発行してもらえる場合があります。
口座をもともと持っている場合なら銀行窓口での申し込みで最短15分、口座を作ってから申し込む場合でも最短30分の早さで発行される銀行もあります。
しかし、即日発行してくれる銀行は多くありません。申し込みからカードが手元に届くまで1~2週間かかる場合がほとんどです。
アプリで申し込みをして、即日利用できるケースもありますが、カード自体が手元に届くのは後日となるパターンが多いようです。
デビットカードを作るのに必要なもの
デビットカードを作成するのに、必要なものは以下の4つです。
1.デビットカードを発行する銀行の口座
2.キャッシュカードか通帳
3.本人確認書類
4.印鑑
口座開設とデビットカードの申し込みを同時に行う場合、本人確認書類と印鑑の2つを用意しておきましょう。オンラインで申請する場合は、顔写真の撮影・送付が必要となる場合もあります。
本人確認書類には、運転免許証やパスポート・マイナンバーカード・住民基本台帳カード・保険証などを使用できます。
デビットカードの作り方
ここからは、デビットカードの作り方の流れと申し込み方法を詳しくご紹介します。
デビットカードを作るときは、まず作るデビットカードを決め、Webやアプリ、銀行窓口、郵送などで申し込みをしましょう。
1. 作るデビットカードを決める
まず、どの銀行のデビットカードを作るのか決めなくてはなりません。すでに口座を持っている銀行だけでなく、ほかの銀行のデビットカードもチェックしてみましょう。
デビットカードを選ぶときは、以下の点を基準にすると選びやすいです。
- ポイント還元やキャッシュバックなど、お得なサービスがあるか
- 入出金に手数料はかかるか
- 補償額はいくらか
特に、ポイント還元やキャッシュバックなど、日ごろのお買い物がお得になるサービスは重点的にチェックしておきましょう。
2. Webやアプリで申し込み
仕事で忙しい方や平日の休みが取りにくく、なかなか銀行に行けない方に最適なのが、Webやアプリでの申し込みです。
窓口へ行かずに、5~10分程度でスピーディーに手続きが完了します。
銀行窓口が近くにない方にも嬉しい申し込み方法ですね。
ただし、申し込みには本人確認書類だけでなく顔写真が必要な場合があります。
顔写真の送付に抵抗さえなければ、Webやアプリからの申し込みが、一番おすすめです。
3. 郵送申し込み
必要な書類を揃えて、郵送で申し込む方法もあります。ただし、申し込みフォームより資料請求をしてから手続きすることになるため、お急ぎの方には向きません。
また、すべての銀行が郵送申し込みに対応しているわけではないので、注意しましょう。
4. 窓口申し込み
銀行窓口で直接申し込みをする方法もあります。
この方法は対面で手続きすることでミスが起こりにくい上に、不安や疑問があればしっかり説明してもらえるのがメリットです。
「デビットカードについて確認したいことがある」「不安に思っていることがある」など、疑問や悩みがある場合は、銀行窓口で申し込みましょう。
また、窓口での申し込みであれば、15~30分程度で発行される銀行もありますので、すぐにカードを入手したい方にもおすすめの申し込み方法です。
デビットカードを作るときの注意点
学生や未成年の方がデビットカードを申し込むときには、注意したい点が2つあります。
状況により申し込みできない場合があるため、あらかじめチェックしておきましょう。
1. 学生証は本人確認書類にならない
学生の場合、「本人確認書類」と聞いて、学生証を思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれません。しかし残念ながら、学生証は本人確認書類としては利用できません。
本人確認書類は通常、公的機関(行政)が発行した文書やカードのことを指します。そのため、多くの銀行では学生証を本人確認書類として認めていません。ただし、公立学校の顔写真付き学生証であれば受付してもらえる場合もあります。
事前にどの書類が本人確認書類として利用可能か確認しておくとよいですね。
2. 未成年は同意書が必要な場合も
未成年者の場合、デビットカードを作成したいと思っても、本人の手続きのみでは発行してもらえないケースがあります。作成時に親権者の同意書が必要な場合があるためです。
希望する銀行のデビットカード作成には親権者の同意書が必要かどうか、事前にチェックしておきましょう。
まとめ
デビットカードは、未成年者でも作成できます。基本的にクレジットカードのような審査はなく、スピーディーな発行が可能です。
デビットカードの作成は、必要書類さえ揃えば、難しいことはなにもありません。
忙しくて銀行に行く時間がない方はWebやアプリ、または郵送で、疑問や不安がある方は銀行窓口での申し込みがおすすめです。
毎月の利用金額に応じてキャッシュバックされるデビットカードが1枚あれば、日々のお買い物がおトクになりますよ。