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佐伯支店開設100周年記念
人情の街、佐伯~次の100年を目指して~

2022/07/14
(提供元:佐伯支店)

佐伯支店(大分県佐伯市)は、2022年7月15日に開設100周年を迎えます。地元の方たちも「え!?、100周年?」と驚かれますし、当の私たちも佐伯支店に在籍していなければ知らなかったかもしれません。ちなみに読み方は「さえき」じゃなくて「さいき」ですよ!

佐伯支店の始まりは、大正11年7月15日までさかのぼります。南海部郡(みなみあまべぐん)佐伯町465番地に「宇和商業銀行佐伯支店」として誕生し、その後、合併や移転を経て、昭和53年8月28日に現在の場所に新築移転しました。現在に至るまでに延べ34人の支店長が歴任してきましたが、100年もの間、人情味あふれる地域の皆様に支えられ、またこれまで佐伯支店に在籍した先輩の方々が必死に紡いできた歴史や様々な苦労を考えると、非常に感慨深いものがあります。

佐伯市の紹介 グルメ編

佐伯市は、大分県の南東部、宮崎県境に位置しています。人口は約67,000人、面積は903.4k㎡と九州の市町村で最大の面積を誇ります。佐伯藩の城下町として栄えた江戸時代から「佐伯の殿様、浦でもつ」と言われるように、漁業が盛んで日向灘の荒波と豊後水道に育まれた海の幸は絶品の一言に尽きます。また広大な森林や清流に育まれた山の幸にも恵まれています。「世界一、佐伯寿司」をキャッチフレーズに、観光客の誘致にも力を入れており、ネタの種類の多さと、新鮮な大きなネタは見る者の度肝を抜きます。見た目だけではありません。その寿司の旨さに満足すること間違いなしです!

他にも、「えそ」の焼き身をほぐしたものに、みりん、醤油、砂糖、胡麻を加えて作られるペースト状の調味料「ごまだし」を使った「ごまだしうどん」や、醤油豚骨の塩気強めのスープに中太麺が絶妙に絡んだ「佐伯ラーメン」、「伊勢海老祭り」など、佐伯グルメの奥深さは語り尽くせません。

とある店の特上寿司 とある店の特上寿司

とある店の寿司 こちらは販売用。自分で好きな寿司を選べます。ヨダレが出そうです…

佐伯市の紹介 名所編

佐伯にはかつて、「佐伯城」が存在しました。初代藩主の毛利高政(もうりたかまさ)が、標高144mの山頂に1602年から4年をかけて築城したのです。残念ながら1617年に本丸、二の丸とも焼失し、今は当時の石垣が残るのみの「佐伯城跡」となっていますが、随所に歴史の息吹が感じられ、ついつい当時の勇壮な姿を想像してしまいます。山頂までは20分ほど急な坂道が続くため、登るにはかなりの気合いが必要ですが、登り切った後に山頂から見下ろす佐伯市街の眺望は最高です。

佐伯城の本丸跡 佐伯城の本丸跡

山頂から見る佐伯市街 山頂から見る佐伯市街

ちなみに、1637年には山の麓に三の丸が増築され藩の機能も移されました。大手門として使われた「三の丸櫓門」はこの際に建てられたもので、県指定有形文化財として今も残存しています。毎年4月に開催される「さいき春まつり」のイベントのひとつである「佐伯藩大名行列」では、佐伯支店行員も近習侍や警固侍などの衣装に扮し、「下に~、下に~」の掛け声に併せて当時の侍のごとく市中を練り歩きます。この際に、スタート地点でくぐる門が「三の丸櫓門」です。他にも、夫婦岩の大しめ縄で有名な初日の出スポット「豊後二見ヶ浦」など、まだまだ魅力満載なスポットがたくさんあります。是非一度、皆様ご自身の目で確かめにいらしてください。

三の丸櫓門 三の丸櫓門

さいき春まつりの「佐伯藩大名行列」の様子 さいき春まつりの「佐伯藩大名行列」の様子

行員一同より

佐伯支店は地域の皆様に支えられ、開設100周年を迎えることができました。100周年という節目に佐伯支店に在籍できる喜びをかみしめる一方で、行員一人一人が更に努力を重ね、もっともっとお客さまのために考動しなければならないという強い使命感も感じています。我々は、次の100年に向けてスタートを切ったばかりです。感謝の気持ちを常に忘れることなく、先輩の方々から受け継いできたバトンをしっかりと次の世代に引き継いでいけるようこれからも支店一丸となって全力で取り組んでまいります。

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