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シンガポール旅行ではずせない!
おすすめローカルフード3選

2022/08/02
(提供元:SAGOJO編集部

旅行の楽しみは「食」という方も多いのではないでしょうか。多民族国家であるシンガポールは中華、マレー、インド系など多彩な食文化を誇り、それらをミックスさせたシンガポール独自のローカルフードを育んできました。

今回は、そんなシンガポールのおすすめローカルフードを3つご紹介します。

ココナッツ香る濃厚なスープが魅力の「ラクサ」

328カトン・ラクサ(328 Katong Laksa)

まずご紹介するローカルフードは、ガイドブックに必ず載っている名物料理「ラクサ」です。

ラクサは、マレーシアやシンガポールなどで広く食べられている麺料理のこと。地域により原材料や調理法を変えた独自のラクサがあります。

タマリンドを効かせた酸味が強い「ペナン・ラクサ」や、カレーのような味付けの「サラワク・ラクサ」など様々な種類がありますが、シンガポールの代表的なラクサと言えば「カトン・ラクサ」です。

カトン・ラクサの大きな特徴は、ココナッツミルクを使用したクリーミーな味わいです。スパイスたっぷりのスープベースにココナッツミルクや海老を加えることで、口当たりの良い食感となるだけでなく、辛さと甘さが絶妙に混じり合う濃厚な風味を生み出します。

そんなカトン・ラクサのおすすめ店は、観光客のみならず地元民も足繁く通う「328カトン・ラクサ(328 Katong Laksa)」。

ココナッツ香る濃厚なスープが魅力の「ラクサ」

クリーミーなスープはもちろんのこと、米粉で作られたモチモチの太麺がおいしさの秘訣です。さらに麺は短くカットされており、箸のかわりにレンゲのみを使うのがスタンダードな食べ方。辛さが足りない方は、無料で提供されるチリソースを加えて調整できます。

シンガポール国内に4店舗を展開している「328カトン・ラクサ」ですが、最も有名な本店は人気観光エリアのカトン地区にあります。観光ついでにスパイシーなラクサにも挑戦してみてください。

328 Katong Laksa
住所:51 East Coast Road, Singapore 4289770
公式HP:https://www.328katonglaksa.sg

滋養たっぷり!胡椒がピリッと効いた「バクテー」

ソンファ・バクテー(Song Fa Bak Kut Teh)

次にご紹介するローカルフードは、スタミナをつけたい時に最適なポークリブ入りスープ「バクテー」。

バクテーとは、骨付き豚肉、香辛料、漢方、にんにくをじっくりと煮込み、さらにアクセントで胡椒をピリッと効かせたスープのこと。

解体後に余った骨付き肉を使うことでコストが抑えられ、また漢方が入っているため滋養たっぷりであることから、かつては中国大陸からやって来た労働者たちが体力をつけるために食していたとか。現在でも朝昼夕の食事としてはもちろん、お酒を飲んだあとの締めとしても愛されており、日本でいうラーメンのような立ち位置です。

数あるバクテー店のなかでも抜群の知名度を誇るのは、1969年創業の「ソンファ・バクテー(Song Fa Bak Kut Teh)」。MRT(地下鉄)ノース・イースト線クラーク・キー駅から徒歩3分、かつチャイナタウンやボート・キーなどの観光スポットも徒歩圏内という便利な立地です。

バクテー

「ソンファ・バクテー」の特徴は、やや胡椒が強いスパイシーな味つけです。白ごはんとも相性抜群ですが、おすすめの食べ方は「油条(ヨウティアオ)」と呼ばれるサクサクとした揚げパンをスープに浸して食べること。スパイシーなスープが染み込んだパンが口の中でじゅわっと溶けていき、白ごはんとはまた違うおいしさを楽しめます。

常夏のシンガポールに熱いスープが合うのかと不思議に思われるかもしれませんが、漢方が入ったバクテーは五臓六腑に沁み渡る味わいで、日差しの強いシンガポールではスタミナ食としてうってつけ。

「ソンファ・バクテー」はクラーク・キーのみならず国内13店舗を展開しているので、観光で歩き疲れた際にぜひ試していただきたい一品です。

Song Fa Bak Kut Teh
住所:1 New Bridge Road, #01-01, Singapore 059383
公式HP:https://songfa.com.sg

シンガポールの定番朝ごはん「カヤトースト」

ヤクン・カヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)

最後にご紹介するのは、シンガポールの定番朝ごはん「カヤトースト」です。

「カヤ」とは、砂糖、卵、ココナッツミルク、そしてパンダンリーフというハーブをもとにつくられたペーストのこと。バニラに似た濃厚な甘みが特徴で、シンガポールのみならず東南アジアではお菓子作りなどに広く使用されています。「カヤトースト」はその名の通り、こんがり焼いたパンに薄くスライスしたバター、そしてたっぷりのカヤを塗ってサンドしたもので、朝ごはんや小腹がすいたときの軽食として愛されています。

シンガポールで人気のカヤトースト店といえば、1944年創業の「ヤクン・カヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)」。やや茶色みがかった薄切りパンを使用しており、そのサクサクとした食感はまるでラスクのよう。

カヤトースト

カヤトーストは、そのまま食べてもおいしいですが、セットで提供される醤油と胡椒をふりかけた半熟卵に浸すのが定番の食べ方です。塩気のある半熟卵がカヤジャムのこっくりとした甘さを中和してくれ、甘いものが苦手な方も挑戦しやすくなるはずです。

シンガポール国内で約70店舗を展開している「ヤクン・カヤトースト」。今回訪れたビーチ・ロード店のような路面店のみならず、ショッピングモールにも数多く出店しています。ぜひお近くの店舗でシンガポール流朝ごはんを体験してみてください。

Ya Kun Kaya Toast
住所:345 Beach Road, Singapore 199568
公式HP:http://yakun.com

絶品ローカルフードで旅を満喫しよう

おすすめローカルフード

シンガポールのおすすめローカルフードを3つご紹介しましたが、他にも魅力的なローカルフードがたくさんあります。ぜひ美味しいローカルフードを堪能して、楽しい旅の思い出を作ってみてください。

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