通信費はどう節約する?
ネットやスマホの料金を削減する8つの方法を紹介!
近年は誰でもスマホを持つようになり、ネットで動画を観たりゲームをしたりすることが増えました。ネットやスマホは生活に不可欠なことが多く、通信費を節約しようとしてもどこから手をつけるべきなのか分かりにくいです。この記事では、ネットやスマホの料金を削減する2つの方法を紹介します。
通信費の種類と節約時の注意点
インターネットの通信会社やスマホのキャリアは種類が多く、料金プランは複雑に感じやすいです。まずは、通信費の種類と節約時の注意点について解説します。
通信費は固定回線とモバイル回線の2種類
通信費は固定回線とモバイル回線の2種類に分けられ、両方利用している人もいれば一方のみの人もいます。自宅で利用するインターネット回線が固定回線、スマホや携帯電話がモバイル回線です。
自宅でPCなどを使用しない単身世帯は、モバイル回線のみのことが多いです。PCを利用する単身世帯や家族世帯では両方利用していることが多くなります。世帯の人数による通信費の平均を以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。
世帯人数 | 通信費(円) |
---|---|
1人 | 7,153 |
2人 | 10,947 |
3人 | 13,938 |
4人 | 15,771 |
5人 | 17,638 |
6人以上 | 20,018 |
出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)」
節約できる料金と解約費用を比較する
通信費を削減するために、解約を検討する場合もあるでしょう。しかし、通信費を節約できても解約金が発生すると、結果的に費用が高くなってしまうことがあるため注意が必要です。
通信費が安くなる金額に対する解約金額を比較して、削減できることを確認したうえで手続きを進めると確実です。例えば、見直しで毎月2,000円削減(2年契約)できた場合、解約金が4万8000円を超えていなければ節約になります。新規契約でのキャッシュバックや解約金を負担してくれるサービスがあれば、さらに通信費が削減できるでしょう。
ライフスタイルに合った通信環境を整える
通信費削減を目的としたネットやスマホの見直しで、ライフスタイルに合わない通信環境とならないよう注意が必要です。外出先や自宅でのスマホの使い方、PCを利用するかどうかによって必要な通信環境は異なります。
節約のためにネットやスマホが使いにくい通信環境となると本末転倒です。現状の利用方法や必要な通信環境を把握したうえで、通信費の節約を考えるようにしましょう。
節約方法①固定回線の見直し
固定回線はプロバイダーやオプションを見直すことで、節約効果が高くなりやすいです。ここからは、固定回線の見直しについて解説します。
プロバイダーを乗り換える
固定回線は、プロバイダーの乗り換えで費用を削減できる可能性があります。インターネットと同時に契約していて、他のプロバイダー料金と比較していなかった場合は安くなるか確認してみましょう。
プロバイダーの乗り換えは工事が不要で、新規契約より手続きの手間が少ないです。プロバイダーを乗り換えても、インターネットのADSLや光回線はそのまま利用できます。
モバイルルーターに切り替える
モバイルルーターは持ち運び可能な通信機器で、自宅と外出先どちらでもインターネットに接続できるサービスです。固定回線よりモバイルルーターの方が月額の安いプランが多いため、切り替えると通信費が削減できます。
モバイルルーターは光回線より通信速度が遅くなること、1ケ月や3日間などでの通信制限があることには注意が必要です。自身に必要な通信速度と通信料を確認して、支障がなければモバイルルーターに切り替えるのが節約になります。
不要なオプションは外す
固定回線の契約と同時に、設定のサポート、ウイルスやセキュリティ対策などのオプションを付けることがあります。最初は必要になると思って付けていても、実際にサービスを利用していなかったら不要な出費です。オプションを利用しているか、外してしまっても問題ないか確認してみましょう。
セット割引で料金を削減
大手の通信キャリアでスマホを契約している場合、固定回線をセットにすることで割引されるサービスがあります。家族が使用しているスマホの台数分が割引となるため、費用の削減効果が高いです。スマホを契約している通信キャリアが固定回線とのセット割引を扱っているか、確認してみましょう。
節約方法②モバイル回線の見直し
連絡手段以外にSNSや動画、ゲームなどスマホの利用方法は多様化しています。自身の使い方に合わせて見直すことで、通信費を削減できる可能性が高いです。ここからは、モバイル回線の見直しについて解説します。
格安スマホに乗り換える
スマホを大手キャリアで契約していると、毎月5,000円以上の通信費となる場合が多いです。大手キャリアから格安スマホに乗り換えることで、1,000~3,000円程度削減できる可能性があります。手続きや設定が不安という場合でも、大手キャリアが展開している格安スマホなどは実店舗で相談できるため安心です。
適切な通信容量のプランを選ぶ
スマホで利用している通信容量より過剰な設定のプランになっていると、通信費が高くなってしまいます。通信容量無制限や上限が高めのコースに設定している場合、低めのプランにすると通信費が安くなって節約できるでしょう。毎月の通信容量に対して適切なプランになっているか、確認してみてください。
Wi-Fiサービスを活用する
外出先でカフェやコンビニのフリーWi-Fiを利用すると、通信費が節約できます。動画やゲームなどでスマホの通信量を多く消費する場合、それに応じたプランだと通信費が高いです。
フリーWi-Fiのサービスを利用すると、通信容量の少ないプランでも足りるため、通信費が削減できます。ただし、フリーWi-Fiはセキュリティの安全性は高くないため、注意が必要です。
端末代を節約する
スマホの端末を安いものにすると、毎月の通信費への上乗せが削減できます。高性能な端末は10万円程度となることもありますが、分割すると高額には感じにくいです。自身にとって必要以上の性能となる端末を選ぶと、不要な出費となってしまいます。普段の利用方法や必要なアプリなどに対応できる端末を選ぶようにしましょう。
まとめ
ネットやスマホの使い方に合わせて料金プランを見直すと、通信費を削減できるメリットがあります。自分にとって適切な使い方となっているかどうかも確認しながら、見直すことが大切です。ぜひ、ネットやスマホの料金を削減する方法の参考にしてみてください。
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