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自分に合う車が見つかる選び方!
迷ったときの判断基準やポイントを徹底ガイド

2023/03/23
(提供元:CyberKnot

車には膨大な種類があり、自分に合う車の選び方がわからない人も多いでしょう。車のボディタイプには、それぞれに適した用途があります。この記事では、車を選ぶポイントや迷ったときの判断基準など、最適な1台の見つけ方を解説します。

車の選び方のポイント

車の選び方のポイント

最初に、自分に合う車を選ぶポイントを解説します。

車の利用目的

車選びで最も大切なのは、利用目的に合っているかどうかです。車の主要な利用目的がはっきりすれば、ボディタイプや車種が絞られてきます。

たとえば、日常の買い物に1人で乗るための車であれば、軽自動車やコンパクトカーが適していると考えられます。また、家族の送迎がメインなら、ミニバンが便利です。車の利用目的が1つではない場合、複数の目的に合う車、もしくは利用頻度の高い目的に合う車を選ぶようにしましょう。

車にかかるお金

車は購入にお金がかかるだけでなく、維持費が必要です。車に乗るための維持費には、以下のような種類があります。

・ガソリン代
・自賠責保険・任意保険の保険料
・自動車税・重量税
・車検代
・駐車場代

最近ではガソリン代の値上がりなどで、以前より車の維持費がかかるようになっています。特に複数の車を持つ家庭では、車の価格よりも維持費を払っていけるかが重要です。

デザインや見た目

車の見た目が自分の好みに合っていると愛着がわきやすくなります。同じボディタイプであれば、自分の好きな色やデザインであるかも重要です。一般的にマイカーを買うと、数年は乗り続けることになります。趣味の合わない見た目の車を買うより、自分の気に入った車を長く大切に乗りましょう。

新車か中古車か

車選びで悩むポイントの1つに、新車か中古車かの選択があります。新車は色や装備を自由に選べ、中古車に比べて維持費が安くすむのが特徴です。しかし、値段が高くて、納車に時間がかかります。一方、中古車は新車より安く買えて、納車にも時間がかかりません。ただし、維持費は新車より高めで、故障などのリスクもあります。

どちらがいいとは一概にはいえませんが、予算や自分の好みなどを総合的に判断して決めましょう。

コロナ禍による新車の納期遅れに注意

新車購入の際に注意したいのは、コロナ禍での半導体不足などによる納期の大幅な遅れです。買い替えの場合は今の車を乗り続ければ問題ありませんが、初めて車を買う人は待てないケースもあるでしょう。どうしても必要な場合は、すぐに乗り出せる中古車購入も選択肢の1つです。

車のボディタイプと特徴

車のボディタイプと特徴

車のボディタイプは、使用目的と密接な関係があります。主な車のボディタイプと特徴を紹介します。

軽自動車

日本独自の車の規格で、ボディのサイズが全長3.4m・全幅1.48m・全高2m以下、排気量が660cc以下と決められています。普通自動車より小さいため、乗車定員も4人以下です。小さなボディのために小回りがきき、車庫入れもしやすいタイプです。

また、燃費がよく、税金や自動車保険料が安く、維持費が抑えられるメリットもあります。最近は車内空間が広く、安全性の高い車種も増えています。

コンパクトカー

一般的には小型乗用車に分類されるボディサイズで、ハッチバックやトールワゴンなどがコンパクトカーに含まれるとされています。排気量は1,500cc以下と考えられ、一般的なレイアウトは2列5人乗りです。

軽自動車に近い運転のしやすさ、燃費のよさ、手頃な価格が特徴で、日本では多くの人に支持されるボディタイプの1つです。軽自動車より社内が広いため、シートアレンジによってはたくさんの荷物を積むこともできます。

ミニバン

シートが3列あるワゴンタイプの車を指します。比較的コンパクトなサイズでありながら7〜8人で乗れるため、ファミリー層にとても人気があります。後部座席から荷室までつながっていて車高も高めと、車内空間の広さが大きな特徴です。

セダン

4ドア5人乗りで、エンジンルームと人が乗る車室、トランクルームがそれぞれ独立したタイプを指します。車としての運動性能が高く、快適に運転できます。また、安全性も高いボディタイプです。

一般的には高級車に多く、上質なインテリアや快適な乗り心地に根強い人気があります。

ステーションワゴン

セダンの荷室と座席の仕切りをなくした、車高の低いワゴンです。元が乗用車のためバンに比べて荷物の積載量は少なめですが、セダンよりは多く積めます。車高の高いバンにはない走行性能の高さ、セダンにはない荷室の広さを兼ね備えたボディタイプです。

SUV

スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略称で、スポーツ用多目的車という意味です。明確な定義はありませんが、一般的には悪路走破性が高く、荷物がたくさん積めて最低地上高が高い点が共通の特徴といえます。アウトドアやオフロードだけでなく、街乗りにも使える利便性の高さで人気があります。

車の選び方に迷ったときの判断基準

車の選び方に迷ったときの判断基準

たくさんの車を比べて迷ったとき、どのような基準で選べばよいのでしょうか。ここでは、最終的な車選びの判断基準を解説します。

予算

車選びでは、予算は重要な基準となります。予算をオーバーして手元のお金が足りなくなったり、予定外のローンを組んだりするのは避けるべきです。

一般的に、車の購入予算は年収の半分以下が目安といわれています。もし、カーローンを利用するなら、返済額の決め方も重要です。年間の返済額が、年収の3割を超えないようにしましょう。

燃費

車の燃費は買ってからの維持費に大きく影響します。燃費とは、燃料1リットルで何km走れるかという基準です。燃費がよい車とは、燃料代が少なく家計に優しい車です。また、燃費がよいとCO2排出量も少なく環境に優しいため、エコカー減税の対象になる可能性があります。

性能・安全性

車に乗る人は万が一の事故についても考えておかなければならず、安全性は大切な要素です。事故を防いだり、衝突したときの衝撃を軽減したりする機能にはどのようなものがあるかを確認して選びましょう。

積載量

使用目的が荷物の運搬である人や、スポーツやレジャーで多くの荷物を運びたい人は、ミニバンやステーションワゴンのような積載量が多いタイプがおすすめです。車種によって荷室の形状が異なるため、運ぶ荷物の種類に合った車を選びましょう。

乗車人数

家族や仲間と大人数で乗る機会が多い人は、乗車人数も重要な基準です。乗車人数も多く、荷物もたくさん積める車はサイズが大きくなるため、自宅の駐車スペースに入るかにも注意が必要です。

まとめ

車は高額な商品のため、後悔のない選択をしたいものです。使用目的をはっきりさせ、好みに合う車種を選びましょう。どうしても選び方がわからない人は、自動車メーカーなどが提供する車選びの診断ツールを利用してみてはいかがでしょうか。



著者プロフィール

著者 松田 聡子

群馬FP事務所代表、CFP®、証券外務員二種、DCアドバイザー

国内生保で法人コンサルティング営業を経て2007年に独立系FPとして開業。企業型確定拠出年金の講師、個人向け相談全般に従事。現在は法人向けには確定拠出年金の導入コンサル、個人向けにはiDeCoやNISAでの資産運用や確定拠出年金を有効活用したライフプランニング、リタイアメントプランニングを行っている。

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