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クレジットカードの引き落としはいつ?
残高不足のときの対処法もあわせて紹介

2024/2/1
(提供元:CyberKnot
クレジットカードの引き落としはいつ?残高不足のときの対処法もあわせて紹介

日々の買い物や公共料金の支払いなどでクレジットカードを利用すると、引き落とし日に金融機関から利用額が引き落とされます。金融機関に引き落とし額分の残高がなかった場合、どうなるのか心配している人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、クレジットカードの引き落とし日や残高不足のときの対処法を解説します。

クレジットカードの引き落とし日を確認

クレジットカードの引き落とし日を確認

クレジットカードの引き落とし日は、利用しているカード会社によって異なります。
クレジットカード会社は引き落とし日以外にも締め日を指定しているので、2つの違いも合わせて確認しておきましょう。

クレジットカードの引き落とし日とは

あらかじめ指定した金融機関から、クレジットカードを利用により請求が確定した金額が引き落とされる日のことです。多くのカード会社は引き落とし日までの入金締切日を公開しているので、自分が利用しているカード会社の利用規約を確認しましょう。クレジットカード会社によっては引き落とし日が複数あり、日程を自分で選択することも可能です。給料日後など、残高が不足しにくいタイミングを選んでおきましょう。
引き落とし日が土曜日、日曜日、祝日と重なった場合、翌営業日に引き落とされるのが一般的です。ただし、カード会社によっては前倒しになることもあります。

クレジットカードの締め日とは

クレジットカードを利用した1ヶ月分の料金を集計する日です。締め日のタイミングはカード会社によって異なり、月末以外の日が締め日になることもあります。たとえば締日が毎月15日の場合、前月の16日から当月の15日までを集計します。引き落とし日とは異なり、締め日が土曜日や日曜日の場合でも翌営業日や前営業日に変更されません。
なお、締め日では支払い額が確定するわけではないことに注意が必要です。クレジットカードを使用した対象の店舗で請求処理が行われた日が、利用日となります。締め日を過ぎて請求処理が行われた場合、翌月の請求になります。

クレジットカードの引き落とし日に残高不足だとどうなる?

クレジットカードの引き落とし日に残高不足だとどうなる?

引き落とし日に指定していた金融機関の口座に十分な残高がない場合、クレジットカード会社によって対応は異なります。以下のどのケースに該当するのか、利用規約を確認しましょう。

後日自動で引き落とされる

引き落とし日に口座に残高がなかった場合、後日自動で引き落とされるケースがほとんどです。クレジットカード会社から、支払い期限の案内が届きます。指定された2度目の引き落とし日までに、残高不足を解消しておきましょう。
2度目の引き落とし日のタイミングでも口座に十分なお金を入れられなかった場合は、別のケースに進みます。

払い込み用紙が届く

クレジットカード会社からの連絡に気づかなかったり、2度目の支払い期日までに残高を補充できなかったりした場合、払い込み用紙が届きます。払い込み用紙の内容に従って、コンビニや金融機関などで指定された金額を支払いましょう。
この払い込みにも期限が設けられているので、忘れないよう早めに支払いを済ませる必要があります。

支払いが遅れると手数料が発生する可能性がある

クレジットカード会社への支払いが遅れると、手数料や遅延損害金を請求される可能性があります。コンビニでの支払いでは決済手数料、口座に残高を補填する場合は手数料が必要になるでしょう。
手数料や遅延損害金が発生する時期や金額はクレジットカード会社によって異なるため、事前に確認しておいてください。

残高不足が続くと利用が制限されることも

引き落としの際に残高不足の状態が続いてしまうと、カードの利用限度額が制限されたり利用停止になったりすることがあります。
一度の残高不足であれば、ここまで厳しく制限される可能性はほとんどありません。しかし、何度も残高不足を繰り返して後日届く払い込み用紙での支払いも滞ると、支払い能力がないと判断されてしまいます。
クレジットカードの利用が停止されると、信用情報機関にその情報が記録されます。今後新たにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりする際に審査が厳しくなることも理解しておきましょう。

クレジットカードの引き落とし日に残高不足だった際の対処法

クレジットカードの引き落とし日に残高不足だった際の対処法

最後に、クレジットカードの引き落とし日に残高不足だった際の対処法を紹介します。引き落とし日に慌てないよう、確認しておきましょう。

支払い方法を変更する

クレジットカードの引き落とし日の時期までに残高を補填できないなら、支払い方法を変更しましょう。リボ払いや分割払いに変更すると、支払い額を分散させることが可能です。分割払いの手数料がかかってしまいますが、遅延などの原因で信用情報に傷がつくことを回避できます。
引き落とし日を複数の選択肢から選べる場合は、お金に余裕があるタイミングに設定しなおすこともおすすめです。

払い込み用紙に従って期日までに支払う

払い込み用紙がクレジットカード会社から届いた場合は、必ず期日までに支払いましょう。問題なく支払いが完了すれば、信用情報に傷がつくことはありません。
ただし、今後何度も引き落とし日に残高不足の状態が続くと、利用制限を受ける可能性があります。利用日の時期によっては翌月以降の支払額が高くなることもあるため、口座には十分な金額を補填しておくことも大切です。

カード会社のサービスを利用する

クレジットカード会社によっては、残高不足にならないよう引き落とし日にメールやアプリで通知してくれるサービスもあります。上手に活用すれば、残高不足を防げるでしょう。
引き落とし日の通知が来たら、スケジュールアプリなどで管理しておくこともおすすめです。口座の残高を補填すべきタイミングを逃さないようにしましょう。

まとめ

クレジットカードは、生活するうえで欠かせないアイテムになりつつあります。残高不足によって利用停止などの処分を受けないよう、正しく管理することが大切です。
実際に残高不足になってしまったら、速やかに対応しましょう。その後残高不足を繰り返さないよう、支払い方法や引き落とし日の変更などを行うことも大切です。



著者プロフィール

著者 古賀 清香

2級FP技能士

広告代理店勤務を経て、フリーライターとして6年以上活動。自身の投資経験をきっかけにFP資格を取得。投資・金融・不動産・ビジネス関連の記事を多数執筆。現在はフリーランスの働き方・生き方に関する情報も発信中。

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