倉敷支店30周年記念
~倉敷の文化と産業に支えられ~

伊予銀行倉敷支店(岡山県倉敷市)は、地域のみなさま、お取引先の方々に支えられ、2024年12月9日に開設30周年を迎えます。
倉敷支店は倉敷市役所の西側・徒歩1分に位置し、北に行けば美観地区、南に行けば水島コンビナートと文化と産業を象徴するスポットの中間地点に位置しております。当地最後発の銀行ながら、たくさんのお客さまと出会い、その絆を大切にしながら、この30年を歩んでまいりました。
ここでは、長年お世話になっている地域のみなさまへの感謝と倉敷市の魅力をお伝えすべく、倉敷市の歴史と観光スポットを紹介します。
倉敷市の歴史
400年前までは一面の海だった倉敷市周辺。広大な浅海は、江戸時代以降の干拓により、陸地へと変わっていきました。塩分の多い干拓地には米作りは向かず、塩に強い綿やイ草が栽培され、倉敷の繊維産業の礎となりました。
1642年に倉敷が幕府の直轄地「天領」となったことで、同地には商人が集まり、町は賑わい、綿花産業の富を象徴する白壁の建物が軒を並べました。
1881年、日本初の民間紡績所である下村紡績(児島)・玉島紡績(玉島)が開業。1989年には倉敷紡績所(現:クラボウ)・倉敷市代官所跡(現:倉敷アイビースクエア)が創設され、日本有数の紡績会社へ成長し、町の発展に寄与していきました。
繊維産業の発展と共に育まれた繊維の技術は、足袋・学生服・畳縁などの繊維製品となり、昭和初期は学生服の9割を児島産が占め、戦後には国内初のジーンズを販売し、「国産ジーンズ発祥の地」としてジーンズ産業の発展の中で倉敷市児島が大きな役割を担ってきました。

実業家・大原孫三郎によって、日本初の私立西洋美術館である大原美術館が建てられ、和洋調和した美しい町並みが築かれました。
1981年に重要伝統的構造物保存地区として国の選定を受けました。江戸時代から続く美しい町並みは、倉敷を築いた先人と、今を生きる住民によって守られました。
倉敷美観地区

年間300万人が訪れる岡山県有数の観光地で、白壁の蔵屋敷・なまこ壁・柳並木など、情緒ある景観を楽しめます。伝統的な建物が生む町並みやレトロモダンな風景が、日本人だけでなく外国人観光客からも人気です。
定番スポットである「くらしき川舟流し」は水上から白壁の町並みを眺めることができる人気体験です。
また、倉敷川北側の本町通りには町家を改装したカフェや雑貨屋などのお店が並び、カフェでは岡山が誇る旬のフルーツを使ったパフェやアフタヌーンティーが大人気です。みなさまも美観地区にお越しの際は、旬のフルーツを堪能してみてはいかがでしょうか。
水島コンビナート

200を超える事業所や工場が所存する工業地帯です。広さは2,500ヘクタールと東京ドーム500個以上にもなり、夜になると月夜を照らす工場の光が、瀬戸内海を一望できる圧巻の夜景を創り出します。
各工場も、石油化学・鉄鋼・自動車など多岐にわたり、眺めるスポットによって景色が大きく変わるのも魅力のひとつです。
行員一同よりみなさまへ
伊予銀行倉敷支店は、おかげさまで開設30周年を迎えることとなりました。これもひとえに地域のみなさま方の温かいご支援とご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。これからも、倉敷支店行員一同、お客さまの発展・繁栄のため、「至誠貫天」の思いでまごころを持って尽くしてまいる所存です。今後とも、何卒変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
引用:倉敷市公式観光サイト