節約するにはどうすればいい?
生活費を減らすコツや固定費・変動費の見直し方法を解説
節約するには、やみくもに支出を削るだけではうまくいきません。無理なく節約を続けるためには、毎月何にいくら使っているかを把握し、家計の見直しを行うことが大切です。この記事では、生活費を減らすコツや、固定費・変動費の見直し方法をわかりやすく解説します。
節約するには?まずは家計の基本を理解する
節約を始めるには、まず家計の基本を理解しておくことが重要です。まずは家計管理の考え方と、支出の種類を整理しておきましょう。
節約の基本は家計管理
節約というと、食費を削る、買い物を我慢するなどのイメージがあるかもしれません。しかし、節約の基本は毎月の収入と支出を把握し、家計全体を管理することです。
たとえ収入がそれほど多くなくても、収入の範囲内に支出を抑えられるよう管理できていれば、家計が大きく崩れることは少ないでしょう。反対に、収入が多くても支出がそれを上回れば、家計は苦しくなってしまいます。
支出の流れが把握できるようになると、削るべき支出と、無理に削る必要のない支出を判断しやすくなります。節約はただ我慢することではなく、お金の使い方に優先順位をつけてコントロールすることです。
固定費と変動費の違い
生活費として毎月かかる項目は、固定費と変動費に分けて考えることができます。
固定費とは毎月ほぼ一定額かかる支出で、家賃、通信費、保険料、サブスクリプションサービス利用料などを指します。一方、変動費は月によって金額が変わる支出で、食費、水道光熱費(使用量に応じて変動)、日用品費、交際費、娯楽費などが該当します。
固定費は、一度見直すと節約効果が続きやすいのが特徴です。一方、食費などの変動費を無理に減らそうとすると、ストレスを感じて続かないことがあります。家計を見直すときにはまず固定費から見直し、そのうえで変動費を無理なく抑えられる方法を考えるのがおすすめです。
固定費を見直す節約のコツ
家計改善の第一歩として、固定費の削減に取り組んでみましょう。ここでは、固定費を節約する方法の例を紹介します。
住居費を見直す
固定費の中でも、家計に占める割合が大きいのが住居費です。家賃や住宅ローンの負担が重い場合、他の支出を減らしても家計が楽にならないことがあります。
賃貸の場合、今の収入に対して家賃が高すぎないかを確認しましょう。更新のタイミングで家賃の低い物件への住み替えを検討するのも一つの方法です。
持ち家の場合も、住宅ローンの借り換えによって返済額を抑えられる可能性があります。ただし、住み替えや借り換えには手数料などがかかるため、全体の負担を見ながら検討することが大切です。
不要なサービスの解約
固定費を見直す際には、毎月自動的に支払っているサービスも確認しましょう。動画配信や音楽配信、アプリ、会員サービスなどは、一つ一つの金額が小さくても、複数契約していると家計の負担になります。
まずは、クレジットカード明細や口座の引き落とし履歴を確認し、毎月何にいくら支払っているか整理しましょう。無料期間中に登録してそのまま継続になり、料金が発生しているケースもあります。あまり利用していないサービスは解約を検討しましょう。
変動費を抑える節約方法
変動費は月によって金額が変わるため、使い方を意識するだけでも支出を抑えやすい項目です。ただし、無理に切り詰めるとストレスになってしまいます。変動費を節約するには、続けやすい方法を選ぶことが大切です。
買い物の工夫
買い物の前に必要なものをメモしておけば、無駄買いを防ぎやすくなります。特売やセールはお得に見えますが、使わないものまで買ってしまっては節約になりません。本当に必要かどうかを考えてから購入することが大切です。
買い物の回数が多いほど、予定外の出費が増えやすくなります。食料品や日用品は、ある程度まとめて購入すれば衝動買いを防ぎやすいでしょう。価格だけで判断するのではなく、使い切れる量かどうかを意識することもポイントです。
日常生活でできる節約習慣
生活費を減らすためには、日常生活の中で無理なく続けられる節約習慣を身につけることも大切です。小さな工夫でも、積み重ねれば家計への負担を減らせます。
たとえば、使っていない部屋の電気をこまめに消す、エアコンの設定温度を見直す、シャワーの使い方に気をつけるといったことは、水道光熱費の節約につながります。マイボトルを持ち歩いて飲み物を買う回数を減らしたり、外食の回数を見直したりするのもおすすめの方法です。
節約に役立つおすすめの方法
無理なく節約するには、日々の工夫に加えて便利な仕組みを取り入れるのがコツです。手間を減らしながら支出を見直せる方法を活用すれば、家計管理がしやすくなります。ここでは、節約に役立つおすすめの方法を紹介します。
家計管理アプリの活用
節約のためには、家計簿をつけて毎月何にいくら使っているのかを把握することが大切です。手書きの家計簿では続かないという人は、家計管理アプリを活用しましょう。
スマートフォンで使える家計管理アプリなら、買い物に行ったその場で支出を記録できます。銀行口座やクレジットカードと連携して自動で入出金を管理できる機能を使えば、入力の手間も省けて便利です。
予算を設定する機能があるアプリなら、残金が可視化できるため使いすぎの防止にも役立ちます。
リサイクルや中古品の活用
家具や家電、衣類、子ども用品、本などの購入費用を抑えるために、リサイクル品や中古品を活用する方法があります。フリマアプリを使えば、リサイクルショップに行かなくても必要なものを手軽に探せます。
特に、一時的にしか使わないものや、使用頻度が高くないものは、中古品を選ぶことで出費を減らせる場合があります。新品で購入した後、使わなくなったものを売ることでも、家計の負担軽減につながります。
節約を続けるためのポイント
節約は一時的に頑張るだけではなく、継続することが大切です。短期間で大きく支出を減らそうとすると、負担に感じてしまい長続きしません。自分に合った方法で取り組んで、習慣にすることがポイントです。
無理のない節約を心がける
節約を成功させるには、無理をしないことがポイントです。できるだけ支出を減らそうと、食費や娯楽費を極端に切り詰めてしまうのは避けましょう。我慢ばかりの節約はストレスが溜まりやすく、反動でお金を使いすぎてしまう原因にもなります。
すべてを完璧にする必要はありません。毎月少しずつでも支出の見直しができていれば、家計改善につながります。無理のない範囲で続けられる方法を見つけましょう。
節約と貯蓄のバランス
節約ができたら、無理のない範囲で貯蓄も進めていきましょう。ただし、貯蓄を優先しすぎて日々の生活が苦しくなっては本末転倒です。
支出を抑えられた分を少しずつ貯蓄に回すのが基本ですが、事前に貯蓄分を確保しておく「先取り貯蓄」も効果的。急な出費に備えて、生活費の数ヶ月分を目標に蓄えを増やしていくことが大切です。
まとめ
節約を成功させるには、まず毎月の支出を把握し、固定費と変動費に分けて見直しましょう。特に固定費の見直しは効果的です。変動費を抑えるには、日常生活で無理なくできる工夫をするのがポイントです。生活費を減らすコツを押さえつつ、節約と貯蓄のバランスも意識しながら家計を改善していきましょう。
大学卒業後、複数の法律事務所に勤務。30代で結婚、出産した後、5年間の専業主婦経験を経て仕事復帰。現在はAFP、行政書士、夫婦カウンセラーとして活動中。夫婦問題に悩む幅広い世代の男女にカウンセリングを行っており、離婚を考える人には手続きのサポート、生活設計や子育てについてのアドバイス、自分らしい生き方を見つけるコーチングを行っている。



