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四国で一度は訪れたい魅力的な橋14選!
有名なものから知る人ぞ知る秘橋まで紹介

2026/06/11
(提供元:トビバコ
四国で一度は訪れたい魅力的な橋14選!有名なものから知る人ぞ知る秘橋まで紹介

四国には、本州とつながる大橋のほか、秘境のかずら橋や四万十川の沈下橋・潜水橋など、橋そのものが目的地になる名所が多く存在します。

この記事では、四国観光で一度は訪れたい橋を紹介します。

四国と本州を結ぶ4つの大橋

四国と本州を結ぶ本州四国連絡橋は3ルート、計15の橋で構成されており、その中でも明石海峡大橋、大鳴門橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋は観光目線でも外せない存在です。

来島海峡大橋

来島海峡大橋

来島海峡大橋は1999年5月1日に開通した、来島海峡に架かる世界初の三連吊橋(来島海峡第一大橋、第二大橋、第三大橋の3本の吊橋が連なる構造)です。

全長は4,105m。しまなみ海道を構成する7つの橋の中で最大の橋です。

歩行者・自転車・125cc以下の原付が通れる専用道が併設されており、海側にせり出した休憩スペースから見る来島海峡の絶景を間近に眺めることができます。

また、橋の途中には、橋がまたがる「馬島」に降りるエレベーターが設置されており、自転車やバイクのまま島内観光もできます。

主塔(吊橋のケーブルを支える中央の大きな柱)に上れる塔頂体験や、橋を遊覧船で海側から眺める体験ツアーなどもあります。


明石海峡大橋

明石海峡大橋

明石海峡大橋は、1998年に開通した神戸市と淡路島を結ぶ全長3,911mの日本一長い吊橋です。

神戸側にある『舞子海上プロムナード』では、橋の内部にある遊歩道を歩きながら、海面約47mの高さから明石海峡を見下ろせます。

また、『明石海峡大橋ブリッジワールド』という体験ツアーも開催されており、普段は入れない橋の管理用通路を歩いたり、主塔の約300m地点まで上って360°見渡せる絶景を楽しめます。


瀬戸大橋

瀬戸大橋

瀬戸大橋は、1988年に開通した、岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ、世界最大級の橋梁(きょうりょう)群です。

6本の橋で構成され、道路と鉄道が上下に通る構造が特徴。

坂出市側の『瀬戸大橋記念公園』は、橋を正面から眺めやすく、写真を撮りたい人におすすめのスポットです。

また、公園内にある『瀬戸大橋タワー』では、円盤型の展望室が回転しながらゆっくりと地上108mの高さまで上がり、瀬戸大橋と瀬戸内海の島々を360°見渡せる体験もできます。

『瀬戸大橋塔頂体験スカイツアー』も開催されており、普段は入れないような管理用通路や、約175mの塔頂まで上って、橋の構造やスケールを間近に体験することも。


大鳴門橋

大鳴門橋

大鳴門橋は、1985年に開通した、淡路島と徳島県鳴門市を結ぶ吊橋です。

有名な鳴門の渦潮を橋の上から見下ろせる橋として知られています。

橋桁内にある有料の遊歩道『渦の道』では、全長約450mの通路を歩きながら、海面から約45mの高さから鳴門海峡を見下ろすことができます。

足元が透明なガラス床からは、鳴門海峡の激しい潮流と渦潮をより間近に感じることも。

しまなみ海道の3つの絶景橋

尾道と今治を結ぶしまなみ海道には7本の橋があり、その中でも多々羅大橋、因島大橋、伯方・大島大橋は観光でも楽しめる橋として知られています。

伯方・大島大橋

伯方・大島大橋

伯方・大島大橋は、1988年に開通した、伯方島と大島を結ぶ全長1,165mの橋です。

鋼箱桁橋(断面が箱状になっている鉄製の橋桁を使った橋)の「伯方橋」と吊橋の「大島大橋」の2つで構成されています。

歩行者・自転車・125cc以下の原付が通行できる専用道が設けられており、橋の上から瀬戸内海の景色と、海の上をまっすぐ伸びる橋の造形を楽しむことができます。

また、途中にある無人島『見近島』に立ち寄れるのも魅力の一つ。(※徒歩、自転車、原付のみで降りることができ、車では入れません)


多々羅大橋

多々羅大橋

多々羅大橋は、1999年に開通した、大三島と生口島を結ぶ全長1,480mの斜張橋(橋を支える主塔から斜めに張った複数のケーブルで橋桁を直接吊り下げて支える橋)です。

歩行者・自転車・125cc以下の原付が通行できる専用道が設けられており、橋の上から瀬戸内海の景色を眺めながら渡れます。

大三島側の『多々羅しまなみ公園』では、橋の全景を見渡せるだけではなく、公園側からアクセスできる橋の主塔下には、手を叩くと音が反響して龍の鳴き声のように聞こえるという『多々羅鳴き龍』のポイントがあります。

橋の途中にある広島県と愛媛県の県境表示付近での記念撮影もおすすめです。


因島大橋

因島大橋

因島大橋は、1983年に開通した、尾道市向島と因島を結ぶ全長1,270mの吊橋です。

しまなみ海道の橋の中で最初に作られた大型橋であり、橋の内部を歩いて渡れる構造が特徴。

歩行者・自転車・125cc以下の原付が通れる専用道が橋桁内に整備されており、海面から約58mの高さを、巨大な橋の骨組みに包まれるような感覚で渡れるのが因島大橋の魅力です。

また、橋のたもとの『因島大橋記念公園』からも景色を楽しめます。

四国観光で人気の橋

四国には、大橋のような壮大なスケール感を味わえる橋だけではなく、その土地の歴史や暮らしに寄り添った橋も数多く存在します。

四国を観光で訪れた際には、大橋だけではなく、四国ならではの個性的な橋を訪れてみてはいかがでしょうか。

四万十川の沈下橋

高知県を流れる四万十川には、増水時に川に沈むことを前提に作られた、欄干(らんかん・橋の手すりのこと)のない『沈下橋(ちんかばし・ちんかきょう)』が架かっています。

川面と一体化した素朴な姿から、映画やドラマのロケ地としても使われ、四国の橋文化を語る上で欠かせない存在です。

全部で47本架かっており、観光地として有名な代表的な沈下橋は次の通りです。

  • 佐田沈下橋(今成橋)
  • 三里沈下橋
  • 高瀬沈下橋
  • 勝間沈下橋
  • 口屋内沈下橋(屋内大橋)
  • 岩間沈下橋
  • 長生沈下橋
  • 中半家沈下橋
  • 半家沈下橋

佐田沈下橋

佐田沈下橋

佐田沈下橋(今成橋)は、四万十川最下流にある全長291.6mの沈下橋です。

四万十川に架かる沈下橋の中で最長であり、比較的アクセスしやすいことから四万十川を代表する沈下橋として知られています。

佐田沈下橋は観光用の橋ではなく、今も地域の生活道路として使われている橋です。

車や人が日常的に行き来する様子も含めて、今も生きている沈下橋の風景を見ることができます。

住所 高知県四万十市佐田
アクセス JR中村駅から車で15分、自転車で40分
駐車場 県道340号線沿いに専用の駐車場(無料・バス6台駐車可)

岩間沈下橋

岩間沈下橋

岩間沈下橋は、高知県四万十市西土佐岩間にある全長約120mの沈下橋です。

川と橋、山並みが一体になった風景が魅力で、四万十川の沈下橋の中でも、観光ポスターやCMによく登場する写真映えする橋として知られています。

橋のそばには無料駐車場と『岩間四万十茶屋』があり、車やバイクで立ち寄りやすいのも特徴。

茶屋周辺からは、橋を見下ろすような全景を見ることができるので、休憩しながら橋を眺めるのもおすすめです。

住所 四万十市西土佐岩間
アクセス 四万十町中央ICから車で約1時間15分
駐車場 岩間四万茶屋に駐車場あり(無料)

勝間沈下橋

勝間沈下橋

勝間沈下橋は、高知県四万十市勝間にある全長約171.4mの沈下橋です。

映画『釣りバカ日誌14』のロケ地としても知られており、四万十川の沈下橋で唯一、橋脚が3本ある珍しい構造が特徴。

また、川幅が広く、流れも比較的穏やかなため、橋と水面のバランスの良い景色が見られます。

無料駐車場があり、車やバイクでも立ち寄りやすいというのもおすすめポイントの一つです。

住所 四万十市勝間
アクセス 四万十町中央ICから車で約1時間25分
駐車場 駐車場あり(無料・10台ほど駐車可)

手結港可動橋

佐田沈下橋

手結港可動橋は、高知県香南市夜須町にある全長約32mの可動橋(船を通すために動く橋)です。

この橋の見どころは、橋がゆっくりと持ち上がる瞬間です。

警報が鳴り、遮断機が下りたあと、約6分かけて橋が空に向かって持ち上がっていきます。

のどかな港町の中で大きな橋が持ち上がる独特な景観が魅力です。

住所 香南市夜須町手結 手結港入口
アクセス
  • JR高知駅から車で約40分
  • 高知自動車道南国ICから車で約30分
  • 高知龍馬空港から車で約15分
  • 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線夜須駅から徒歩約10分
駐車場 手結港緑地&可動橋駐車場あり

祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋は四国を代表する秘境スポットで、日本三奇橋の一つに数えられることもあります。

都会の喧騒を忘れさせてくれるような深い自然と橋を一度に楽しめるスポットのため、秘境が好きな方におすすめしたい橋の一つです。

祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋は、徳島県三好市の渓谷に架かる長さ45m、幅2mの吊橋です。

シラクチカズラで編まれた伝統的な橋で、水面から約14mの高さにあり、国の重要有形民俗文化財にも指定されています。

独特な橋の見た目や、美しい祖谷の渓谷を間近に感じられるのが魅力。

また、足元の隙間から谷底が見えたり、歩くたびに揺れたり、実際に渡ることでしか味わえないスリルや緊張感も楽しみの一つです。

夜間は橋を渡ることができませんが、ライトアップが行われるため、昼とは違った幻想的な雰囲気を橋の外から眺めることもできます。

住所 徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
アクセス
  • JR土讃線「阿波池田駅」下車→四国交通バス祖谷線「善徳」下車→徒歩2分
  • JR土讃線「大歩危駅」下車→三好市営バス大歩危線「かずら橋」下車→徒歩1分
  • 井川池田ICから車で約70分
駐車場 市営駐車場あり(有料)

奥祖谷二重かずら橋

奥祖谷二重かずら橋

奥祖谷二重かずら橋は、徳島県三好市にある「男橋」と「女橋」の2本のかずら橋で、「夫婦橋」とも呼ばれます。

平家の落人が使ったと伝わる橋で、観光地として有名な祖谷のかずら橋よりも山の奥深い場所にあります。

祖谷のかずら橋に比べて、より秘境感の強い場所でかずら橋を渡れるのが魅力。

住所 徳島県三好市東祖谷菅生620
アクセス
  • JR土讃線「大歩危駅」下車→四国交通バス(久保行き) 「久保」下車→ 三好市営バス(剣山行き) → 「奥祖谷二重かずら橋」下車→徒歩すぐ
  • 井川池田ICから車で約100分
駐車場 駐車場あり(※冬期は休業期間があるため、訪問前に営業状況の確認が必要です)

潜水橋

徳島県を流れる吉野川には、川の増水時に沈むことを前提に作られた、欄干のない『潜水橋(せんすいきょう)』が8本(※2023年時点)架かっています。

  • 川島潜水橋
  • 高瀬潜水橋
  • 脇町潜水橋
  • 大野島潜水橋
  • 千田潜水橋
  • 学島潜水橋
  • 学北潜水橋
  • 香美潜水橋

地域によっては、沈下橋と呼ばれることもあります。


川島潜水橋

川島潜水橋

川島潜水橋は、徳島県吉野川市にある、吉野川市川島町と善入寺島を結ぶ全長約285mの潜水橋です。

四国八十八箇所の遍路道の途中にあることから、お遍路さんも実際に渡る橋として知られています。

実際に地元の方の生活道路として利用されているため、地元の方やお遍路さんが行き交う様子も含めて、四国の日常の風景をそのまま見ることができます。

また、周囲には広大な田園風景が広がっているため、橋と田園が織りなすのどかな景色も魅力の一つです。

住所 吉野川市川島町
アクセス
  • JR阿波川島駅から車で3分
  • 徳島自動車道「土成IC」から車で15分
駐車場 駐車場なし

四国の魅力的な橋を見に行こう!

四国には、巨大な大橋から歴史や暮らしを感じられる橋まで、橋そのものを楽しめるスポットが多くあります。

四国観光の際は、橋を目的地の一つに加えてみてはいかがでしょうか。



著者プロフィール

著者 相川 賢太郎

ライター

書籍・メディアの取材・執筆・編集の業務経験を経て、2015年にフリーライターとして独立。これまで30以上のジャンル、計5,000記事以上の企画・執筆・編集を手掛ける。現在はコンテンツマーケティングの会社経営の傍、「取材・調査は足で」を信条に、読者に信頼される情報の提供を目指すライターとしても活動。豊富な記事執筆経験を活かし、読者にとって役立つ情報を分かりやすく提供。

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