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マネー 「伊予の三気質」からわかる

お金の使い道

2018/08/16
(画像=PIXTA)

江戸時代には8つの藩があった愛媛県。廃藩置県後も伊予8県として統治され、その後8県が統合され愛媛県となったのは1876年のことである。長い間、8藩それぞれの歴史を積み上げてきたという背景から、同じ愛媛県民であっても住む地方によって気質や風習、方言まで異なるという特徴を持っている。

この伊予独特の性質を「伊予の三気質(かたぎ)」と呼び、東予、中予、南予でお金に対する考え方も異なるといわれている。伊予の三気質が金銭感覚にどのような影響をもたらすのか考えていこう。

■伊予の三気質にまつわる話

愛媛県でいう「三予」とは、単に地域が大きく3つに分けられるという意味だけではなく、それぞれの地域によって住民の気質が異なることをあらわしている。この地域による性質の違いについては古くから語られており、反乱があれば東予の人は義を大切にし、亡命者を匿う、中予は争いを好まず和睦し、南予は政策によってうまく収めるといった例え話もある。

お金の使いみちに関してもこんな例え話がある。「もし自由に使えるお金があるならどう使うのか」と東予、中予、南予の人にそれぞれ聞いてみると、まったく違う答えが帰ってくるというのだ。

東予の人ならそれを元手に新しい事業に挑戦するといい、中予なら投資に使って利益を生み、その利益で趣味を楽しむ。南予なら宵越しのお金は持たないだろうとのこと。同じ県民でもこれだけ性質が違うのは、他の県にはない愛媛独自の特色といえるだろう。

■考えたい「投資・貯蓄・浪費」によるお金の流れ

では実際に、投資、貯蓄、浪費によってお金がどのように動いていくのか考えてみよう。毎月2万円を貯蓄、投資、浪費したときでは次のように財産が変化する。

毎月2万円の積立定期を1年間継続したとする。定期預金金利を0.01%とした場合、1年間貯蓄すると合計24万円と8円(税引前)になる。毎月2万円積立投資信託を行い、仮に運用利回りが平均4%だったとしよう。1年後には元本24万円に加え、4,999円の運用益が生まれる。元本保証の定期預金に比べ、価格変動リスクのある積立投資信託の方が増えている試算になるのがわかるだろう。一方、毎月2万円の浪費をするとなれば24万円分がマイナスとなってしまう。

これは1年間での試算だが、10年、20年と続けていけば、それぞれの差はより大きく開いていく。毎月のお金の計算が面倒という人は、積立ではなく夏と冬のボーナスの一部を定期預金にしたり、NISA(少額投資非課税制度)を利用して投資したりするのも手だ。

■将来にむけて毎月の貯蓄はどうする?

さらに伊予の三気質にあてはめ、東予、中予、南予それぞれ貯蓄とどう向き合えばいいのか考えてみよう。まず、南予タイプの人は毎月の余剰金をどうしているのかチェックし、余分な出費がないか確認しよう。出費が多ければ、財布の紐を緩め過ぎないように普段から意識するだけで、手元にお金が残るようになる。

こまめに口座の残高を確認するようにすると、貯蓄への意識も高まる。スマホで簡単に口座残高の確認ができる伊予銀行の公式アプリ 「Money Manager」 や家計簿アプリ「MoneyForward」を活用してみよう。

東予タイプの人はどうだろうか。事業が好調なときにはその分事業に投資できるお金も増えるが、それとは別に貯蓄分もとっておきたい。事業の波にかかわらず、毎月積み立て、節税しながら老後の資金を用意できるiDeCo(個人型確定拠出年金)も活用してみよう。

余ったお金は投資するという中予タイプの人は、少額から投資できる積み立て投資信託やつみたてNISAをおすすめしたい。毎月のちょっとした余剰金を長期的な投資に回していくことで、リスクも分散できる。

■三予それぞれにあった資産形成方法を考える

まとまったお金を手にしたときはどうだろうか。東予タイプであれば、事業で利益が出た際にまとめて貯めておくといいだろう。南予タイプなら、ボーナスの月に定期預金がおすすめだ。投資益を狙う中予タイプなら、非課税枠のあるNISAを利用した運用も一案だ。

伊予銀行なら、定期積金や定期預金はもちろん、NISAやiDeCoも利用可能。あなたも今後の資産形成について考えているのであれば、銀行窓口で相談してみてはいかがだろうか。

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