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地域 日用品が貰える自治体5選

ふるさと納税で「四国の堅実さ」が判明?

2019/11/14

ふるさと納税は、ふるさとや応援したい自治体に寄付をすることで、寄付額が寄付金控除の対象となり、所得税や住民税の還付を受けることができる制度だ。自治体によっては、寄付金額に応じたお礼の品(返礼品)を受け取ることができる。ふるさとや応援したい自治体へ「社会貢献」できるだけでなく、実質、2,000円を自己負担するだけで、さまざまな返礼品を受け取ることができるため人気が上昇中だ。

ただし、上限額として寄付限度額が設けられている。寄付限度額は、ふるさと納税サイトなどで簡単に計算できるため手軽でメリットの多い制度といえるだろう。

■楽天が発表「堅実な県ランキング」

2018年10月に、楽天が「都道府県別『ふるさと納税』返礼品嗜好性ランキング」を発表した。これは、2018年1~9月までのデータをもとにして、「返礼品に何を選んだか」について寄付をした人が住む都道府県別に分析したものだ。このランキングで雑貨・日用品などのジャンルを選んだ割合が高い「堅実な県」として、1位になったのが高知県であった。

徳島県、愛媛県もトップ5にランクインしている。四国地方の堅実さが、改めて浮き彫りになったといえるだろう。返礼品にはさまざまな品があるが、雑貨・日用品を選ぶことは家計負担を減らすことにつながる。そのため、「堅実」と評価されているといえる。

堅実な県ランキング
1位
高知県
3.49%
2位
栃木県
2.83%
3位
徳島県
2.76%
4位
愛媛県
2.68%
5位
岡山県
2.67%

四国には「堅実」な寄付をする人が多いことが分かったが、返礼品を提供する自治体側はどうだろうか。返礼品として、雑貨・日用品を用意している四国の自治体を、返礼品の具体例と合わせて紹介していこう。

※以下の商品は、5月29日時点での返礼品になりますので詳細は各自治体のHPにてご確認ください。

■愛媛県今治市(いまばりし)

愛媛県今治市は、伝統産業である今治タオルが有名だ。返礼品にも多くの今治タオルが用意されている。

  • (一例)雲ごこちフェイスタオル(34×85センチメートル)1枚
    5,000円以上の寄付が対象。最高級の綿糸を使い、繊維のよりを少なめにすることで、ふんわりしたしなやかな感触のタオルとなっている。

■愛媛県四国中央市(しこくちゅうおうし)

愛媛県四国中央市は、紙製品の工業製造品出荷額が全国1位だ。以下の一例のほか、ティッシュペーパー、除菌ウェットティッシュの詰め合わせ、大人用紙おむつなどの日用品も用意されている。

  • (一例)i:naトイレットティッシュー 12ロール(ダブル・50メートル)4パック
    1万円以上の寄付が対象だ。パルプ100%のトイレットペーパーで、フローラルの香り付き。長さ2倍巻き(1ロールの長さダブル25メートルとの比較)のため、面倒な交換も少なくて済む。

■高知県須崎市(すさきし)

高知県須崎市では、漁業が盛んでさまざまな種類の魚介類が水揚げされていることで有名だ。一方で、自然の恵みを使って作られた日用品も数多く用意されている。

  • (一例)竹炭石鹸(100グラム)5個セット
    1万円以上の寄付が対象。植物油と竹炭と水だけから作られている。竹炭の吸着力とミネラルで、さっぱりしているのにしっとりした洗いごこちが特徴だ。

■高知県四万十市(しまんとし)

高知県四万十市は、豊富な山林資源と清流四万十川がある場所だ。恵まれた自然環境を活かして、以下のようなアロエを使った化粧品のほか、木炭なども用意されている。

  • (一例)あろえの森 浸透保湿化粧水(300ミリリットル)1本
    5,000円以上の寄付が対象。四万十市の工場で、地下深層水・自社農園で有機栽培したアロエを原材料に作られている。

■四国はふるさと納税でどれだけ潤っている?

ふるさと納税は、自分の住む自治体以外であれば、近くの市区町村への寄付でも返礼品を受け取ることが可能だ。また、寄付の際には、寄付金の使い道も指定できる。ここにあげた以外の自治体でも、さまざまな返礼品が用意されている。

魅力的な返礼品が多く、注目が高まっているふるさと納税であるが、寄付を募るために地域と関係の薄い返礼品が贈られるなど、地方自治体における返礼品の競争が過度になっていることも事実だ。そのため、2019年6月からは改正地方税法により、返礼品を「寄付額の3割以下の地場産品」という基準を満たせる地方自治体のみがふるさと納税の制度対象となる。

周辺地域に寄付をすることで地元全体を応援しながら、寄付、節税、返礼品という一石三鳥の制度を楽しんでいただきたい。

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