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お金が貯まる貯金のコツ5選!
すぐに始められるおすすめのやり方で効率よく増やそう

2022/11/10
(提供元:CyberKnot

貯金目標と家計状況を明確にして、できることから取り組むのが上手に貯金するコツです。お金との付き合い方が見えれば、自然と貯金体質を目指せます。この記事では、家計の現状把握や見直す方法、貯金額を増やすコツ、より効率よくお金を増やす方法について解説します。

貯金のコツは動機と家計の現状を知ること

貯金のコツは動機と家計の現状を知ること

貯金をスタートする際に大切なのは、貯金に対する自分の気持ちを自覚して現在の家計状況を把握することです。

お金を貯める動機を明確にしよう

まずはなぜ貯金しようと思ったのか、動機や理由を大切にしましょう。貯金につながる行動を継続するためのモチベーションにつながります。

どんな動機・理由でも構いませんが、具体的であればあるほど有効です。「みんな貯金しているから」よりも「来年引っ越すから」「将来の備えとして100万円貯めたい」など、できるだけ明確にします。

貯金には「目標」が不可欠

以下の質問項目は、貯金の具体的な目標を持つ参考になります。
・貯金しようと思ったきっかけは?
・いつまでにいくら貯めたい?
・すでに貯金しているのであれば、その金額と貯金方法は?

すでに貯金を始めているなら、現在の貯金額とやり方について確認しておきましょう。うまくいっていると感じているなら、ぜひそのまま継続してください。より効率よく増やす方法にシフトするなら、この記事で紹介するコツを試してみてはいかがでしょうか。

現在の家計状況を把握しよう

現時点でどの程度、家計状況を把握できているでしょうか。貯金の第一歩は、現状把握からです。

おおまかでOK!収支をチェック

毎月の収支をおおまかにチェックする方法は、以下のとおりです。
1.1ヶ月あたりの収入を思い浮かべる(給与、副業、投資の利益など)
2.1ヶ月あたりの支出を思い浮かべる(食費、光熱費、趣味の費用など)
3.毎月おおよそいくらくらいお金が残るか振り返る
4.手元に毎月お金が残る場合、その後の扱い方について振り返る(貯金、長期休暇の旅行費など)

毎月どのくらい使って、どのくらい手元に残るか、おおまかにイメージしてみます。イメージできない人は、少し危険です。次に紹介する貯金のやり方を参考に、貯金しやすい環境づくりに取り組みましょう。

誰でもすぐできる貯金のコツ5選

誰でもすぐできる貯金のコツ5選

コツさえつかんでしまえば、貯金は誰でもすぐに取り組めます。特に自分の家計がどうなっているか、いまいちイメージできなかった人は次の項目を順番に考えていくのがおすすめです。

1)支出を減らす

最も手っ取り早いやり方は、支出金額を減らすことです。金額自体はごく一部でも、積もり積もるとそれなりの貯金額になります。

ライフスタイルを振り返る

毎日の生活において「なんとなく無駄だな」と感じていることはありませんか?ライフスタイルを見直せば、貯金のチャンスを増やせます。

通う頻度が少ないジム、なんとなく継続しているクラウドサービスやサブスクリプションなど、思いつくものを挙げてみます。解約できるものは、早めに手続きしましょう。

支出の内訳を明らかにする

さらに、毎月の支出項目を掘り下げてみるのも良い方法です。把握すると役立つ家計の支出項目は、以下になります。
・食費
・住居費(家賃、住宅ローンなど)
・水道光熱費・通信費(携帯電話、インターネットなど)
・交通費
・医療費・保険料
・被服費・美容費
・趣味・娯楽費

この中で家計を圧迫しているもの、工夫次第で減らせそうな支出をピックアップします。普段から家計簿アプリを活用すれば、手軽に支出項目を管理・計算できておすすめです。

2)手数料・利息の負担を減らす

家計簿などで支出項目を明確にすると、気になってくるのが手数料や利息の支払いです。

日常的に使うサービスの手数料を見直す

1回あたりに支払う手数料はわずかでも、年間で見るとそれなりの金額になるケースもあります。

携帯電話やインターネット料金をはじめ、月額課金制のサービスやクレジットカードの年会費など、各種手数料を見直しましょう。他のサービスと比較検討すれば、支出をぐんと抑えることも可能です。

各種ローンの借入条件を再確認する

銀行や消費者金融からの借入や住宅ローン、教育ローンなどの借入条件を把握しましょう。利息や返済期間など、条件を改めて確認してみてください。

状況によっては、貯金予定額の一部をローンの繰上げ返済に回すほうが、家計状況の改善につながる場合もあります。利息を支払う額が減れば、支出もその分減らせるからです。

3)決済方法を見直す

お金の支払い方法自体を見直すことも、効率よく貯金するコツです。

利用している決済サービスを把握する

現金はもちろん、クレジットカードやQR決済などのキャッシュレス決済サービスを併用している人も多い時代です。

ポイント還元やクーポンによる割引など、決済サービスごとに利用者特典を受けられることがあります。場所に応じて決済サービスを使い分けたり、特典を最大限活用するよう工夫したりすれば、支出減を目指せます。

よりお得なサービスの利用を検討する

複数の決済方法をできるだけまとめたい人は、複数のサービスがひとつになったクレジットカードを使うのもおすすめです。

銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体になっており、利用内容に応じてポイントが獲得できる決済カードもあります。決済履歴が残るため支出管理しやすく、ポイントは他のサービスの支払いで使えて支出削減を目指せます。

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4)収入を増やす

年収アップやポイント還元による収入の上乗せも、貯金に大きなプラスとなります。

転職・副業を検討する

将来、収入をどう増やしていくか考えることはとても大切です。

社内でのキャリアアップを目指す、副業でプラスアルファを狙う、転職して年収を上げる方法などがあります。副業については社内規定を確認のうえで検討しましょう。

ポイ活を始める

ポイントを有効活用することで、収入の上乗せも可能です。ポイント獲得のために、ライフスタイルを無理に変える必要はありません。できる範囲でコツコツ取り組めば、それなりにプラスが見込めます。

5)所得控除を活用できるか検討する

国の制度を活用すれば、所得税を減らせることもあります。主に以下の控除について、該当するか検討してみましょう。

医療費控除

医療費控除とは、一定額以上の医療費を支払った場合、確定申告することで所得控除を受けられる制度です。条件に応じて控除対象となります。

年間所得200万円超の場合は、以下のとおりです。
・年間の医療費総額ー保険金・給付金による補填額=10万円超→控除の対象

年間所得200万円未満の場合は、以下になります。
1.「年間所得の5%<年間の医療費総額」かを確認
2.保険金・給付金による補填額を差し引いても、医療費が年間所得の5%超→控除の対象

保険料控除

保険料を支払っている場合、以下の控除を受けられます。
・生命保険料控除
・社会保険料控除
・地震保険料控除
・小規模企業共済等掛金控除

秋以降、保険料控除に関する通知が電子データや郵送などで届きます。必ず保管し、確定申告しましょう。

ふるさと納税

応援したい地域に寄付することで、控除を受けられます。寄付金額に応じた返礼品を受け取れることもあり、楽しみながら地域貢献したい人におすすめです。

初心者向け資産運用で貯蓄をスピードアップ

初心者向け資産運用で貯蓄をスピードアップ

上記の項目に取り組んだうえで、さらに効率よくお金を増やしたい人は、金融商品による資産運用を検討してみましょう。初心者が取り組みやすい投資商品を挙げておきます。

外貨預金

外国の通貨で運用する方法です。高金利での運用や、為替差益を狙えるメリットがあります。

伊予銀行「外貨預金」

投資信託

国内外のさまざまな分野に投資ができる金融商品です。少額からスタートでき、毎月積み立てられるサービスもあります。

伊予銀行「投資信託」

つみたてNISA

毎月、投資信託を積み立てるなら「つみたてNISA」もおすすめです。年間40万円まで積み立てられて、利益が非課税になるメリットもあるため、効率よく資産運用できます。

伊予銀行「つみたてNISA」

まとめ

貯金するお金を捻出するために、家計簿はとても役立つものです。ただ、そこまで詳細を把握しなくても、すぐに取り組める方法があります。また、銀行窓口で相談すれば、自分に合う金融サービスが分かります。各種サービスを上手に活用して、貯金目標を達成しましょう。

著者プロフィール

著者 もろふし ゆうこ

FP技能士2級、証券外務員会員一種

大手証券会社、銀行の個人営業職を経験した後、26歳で独立系ファイナンシャルプランナーとして独立。個人を対象に相談業務やセミナー・講演会の講師業、各種メディアへ出演し情報提供を行う。現在はFPの知識を活かした執筆活動を中心に活動している。

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