Lesson4
商品とお金の流れ
モノやお金はどのような流れでみんなの手元に届いているのでしょうか?
「商品」と「お金」の流れについて勉強しましょう。
みかんを例にして、商品とお金の流れをみてみよう
図の「①・②・③・④」にあてはまるのは、次のうち、だれ?
登場人物
みかん農家
お店
あなたと家族
家族が勤める会社

みかん農家
一生懸命育てたおいしいみかんを売りたい。
みかんの値段は100円です。
お店
みかんを買うお客さんが多いので、みかん農家から仕入れたい。
100円のみかんを仕入れたいのですが、お金を持っていません。
みかん農家とお店で、『みかんが売れたら代金100円をみかん農家に払う』契約を結びます。
みかん農家から仕入れたみかんをお店に並べてお客さんに売ります。
みかんの値段は110円です。
あなたと家族
みかんが食べたいあなたと家族がお店にやってきました。
110円のみかんを買いたいのですが、お金がありません。
では、お金を手に入れるために働きましょう。
家族が勤める会社で働くことによってお給料を受け取ることができます。
あなたと家族はお金が手に入りました。これでみかんを手に入れることができます。
お店に110円を払って、みかんを買いました。
お店
登場人物が手に入れたもの
みかん農家
みかんが売れたお金
100円
お店
みかんを売って得た利益
10円
あなたと家族
みかんとお給料の残り
家族が勤める会社
働く力
みんな欲しいものが手に入りましたね。
「みかん農家」がつくったみかんは、「お店」を通じて、「あなたと家族」の手元に届きました。
では、「みかん農家」が持っているお金は、はじめは誰が持っていたでしょうか?
そうです、「家族の働く会社」ですね。
このように、モノもお金も人も、すべてつながっています。
むだづかいしないように、買ったものを大切に!
みなさんも、ほしいものを買うときにはお金を払いますよね。
みなさんが学校に通うためのお金や、洋服や文房具を買うお金、そしておこづかいは、みなさんの家族が働いて受け取ったお金です。
お買い物をするとき、お金を使うときには、お金の流れを思い出してむだづかいしないように、そして、買ったものを大切に使うように心がけてくださいね。