「あるはずのクレジットカードが無い・・・!」 そんなとき、誰かに悪用されないか不安になりますよね。クレジットカードを紛失してしまうと、誰でも慌ててしまうもの。でも、まずは落ち着いて、すぐにすべきことが2つあります。
今回は、クレジットカードを紛失したときや再発行されたらすべきことを、ご紹介します。
いざというときに慌てないためにも、前もって紛失時の対応について知っておきましょう。
※掲載情報は2021年3月現在の情報です。
カード紛失時に心配なのは、第三者による不正利用・・・。クレジットカードを紛失したら、まずはじめにすべきことは、カード会社への連絡です。連絡をすると紛失したカードは無効となり、使用が停止されます。
伊予銀行のクレジットカード「IYOCA」の連絡先は、以下です。
カード種類 | 連絡先 | 受付時間 |
---|---|---|
IYOCA DC | 三菱UFJニコス株式会社 DCカード盗難紛失受付センター 0120-664-476 | 24時間(365日) |
IYOCA JCB | JCB紛失盗難受付デスク 0120-794-082 | 24時間(365日) |
IYOCA BC | VJ紛失・盗難受付デスク 0120-919-456 | 24時間(365日) |
カードの種類によって、連絡先は異なります。カードの種類がわからないときは、自分の持っているカードの表面左上を見てみましょう。いずれも24時間365日対応しているので、深夜でも早朝でも連絡が取れ安心ですね。
もしも、海外で紛失したときは、「オートコレクトコールナンバー」へ連絡しましょう。「オートコレクトコールナンバー」へ連絡すると、そのまま日本の「カード紛失・盗難受付デスク」につながります。紛失したことを日本語で伝えられるので、落ち着いて対処できますね。
渡航先でクレジットカードを紛失したとき、その後の滞在に困りますよね・・・。そんな時に便利なのが「海外緊急カード」。
海外緊急カードは、紛失や盗難等により海外でカードが利用できない場合に海外滞在期間中だけ使用できるクレジットカードです。オートコレクトコールナンバーへ連絡した際、海外緊急カードの利用も伝えると、カード会社が手配してくれます。
少しでも早くカード会社に連絡し、第三者による不正利用を防ぎましょう!
クレジットカード紛失時にすべきことの2つ目は、警察への届け出。
届け出を出すことで、万が一、紛失したクレジットカードが不正利用されていた場合、一部の場合を除き、カード会社による補償が受けられます。どこで失くしたか分からないときでも、警察へ正直に伝えれば大丈夫です。難しく考えずにすぐ警察へ相談しましょう。
書類が受理されると受理番号が発行され、これが警察へ届け出た証明になるので、受理番号はしっかり管理しておきましょう。
海外でクレジットカードを紛失したときも、すぐに現地警察へ届け出を出しましょう。カード会社への連絡は日本語で伝えられますが、現地警察への届け出は現地の言葉になります。
現地の言葉で伝えられるか不安なときは、
などの方に、相談してみましょう。
カード会社に紛失の連絡をして利用停止・無効の手続きを取ると、そのカードは二度と使うことはできません。そのため、カード会社へ利用停止の連絡と同時に、クレジットカードの再発行手続きを行いましょう。
クレジットカードの再発行手続きには、手数料がかかります。「IYOCA」なら、再発行手数料は1,100円(税込:2019年10月1日現在)です。
再発行の手続きが終わると、1~2週間ほどで新しいクレジットカードが届きます。
クレジットカードが届いたら、すべきことが2つ。
補償や月々の支払いにも関わってくることなので、忘れないうちにすぐに対応したほうが良いです。具体的に見ていきましょう。
クレジットカードが届いたら、すぐにカード裏面の署名欄にサインしましょう。また、名前のローマ字表記が正しいかも併せてチェックしておくと、トラブルを避けられます。
再発行されたクレジットカードは、以前のカード番号から変わっています。電気・ガス・水道などの支払いをクレジットカード払いにしている方は、カード番号の変更を届け出ましょう。
前もってクレジットカード払いのものをチェックしておくと、スムーズに再登録できますよ。
変更を忘れるとクレジットカードでの引き落としができず、滞納や退会になってしまうことも・・・。これまでの利用明細書などで、クレジットカードの支払い状況を確認しておきましょう。
また、紛失したクレジットカードにたまっていたカード会社固有のポイントやマイルは、基本的には新しいクレジットカードに自動的に引き継がれるので、安心してくださいね。
万が一、クレジットカードの紛失に気づかず不正利用されたときでも、一部のケースを除き、カード会社が損害を補償してくれます。ただ、「一部のケースを除き」とあるように、補償が適用されないことも。
補償を適用してもらうためにも、補償外の条件に該当しないよう気をつけましょう。
クレジットカードが不正利用されても、補償してもらえないケースは以下です。
カード会社が補償するのは、カード会社に紛失の届け出をした日からさかのぼって60日前までとされています。61日以前に被害にあったときは対象外になるので、紛失に気づいたらすぐに届け出ることが重要。
また、カード裏面に署名がないと、補償の対象外となってしまいます。再発行されたカードを受け取ったら、すぐに署名しましょう。
クレジットカードの紛失は、誰にでも起こりうることです。そんな時、まずは冷静になって、すぐに「カード会社へ連絡して利用停止する」「警察へ届け出る」ことがポイントです。
カード会社の連絡先はインターネットで調べると分かりますが、いつでもインターネットが使えるとは限りません。電話帳などに登録しておくと、いつでも連絡できますね。
再発行カードが届いたら、忘れずに「カード裏面に署名」「カード払いの再登録」をしましょう。
日ごろから、カード会社の会員規約にある「カードに署名」「暗証番号は単純なものにしない」「被害にあったときの届け出」などを守り、万が一不正利用があったときには補償してもらえるよう、対策しておきたいですね。
正しく、そして安心・安全に、クレジットカードを使いましょう!