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マイナポイントのメリットとは?
デメリットや申し込み方法、第2弾の実施期間を解説

2022/08/12

マイナポイント第2弾が実施中ですが、申し込むメリットがよく分からない人もいるのではないでしょうか。マイナポイントは日常的にキャッシュレス決済を利用する人にとって、お得なキャンペーンです。この記事ではマイナポイントのメリット・デメリットや、キャンペーン内容を紹介します。

マイナポイント第2弾が実施中!期間とキャンペーン内容は?

マイナポイント第2弾が実施中!期間とキャンペーン内容は?

マイナポイント第2弾では、3つの方法でポイントがもらえます。

・マイナンバーカードの新規取得およびキャッシュレス決済の利用で最大5,000ポイント
・健康保険証としての利用申込で7,500ポイント
・公金受取口座の登録で7,500ポイント

キャンペーン期間

マイナポイントのキャンペーン期間は「マイナンバーカードの申込期限」と「マイナポイントの申込期限」の2つがあります。

・マイナンバーカードの申込期限:2022年(令和4年)9月末
・マイナポイントの申込期限:2023年2月末

まだマイナンバーカードを作っていない人は、2022年(令和4年)9月末までに作成申込が必要です。マイナンバーカードの作成後は、2023年2月末までに希望の方法でマイナポイントを申し込めます。

キャンペーン内容

マイナンバーカードの新規取得およびキャッシュレス決済の利用は、第1弾と同様の内容です。対象のキャッシュレス決済で支払い・チャージをすると、利用金額の25%分(上限5,000円分)のポイントが還元されます。マイナポイント第1弾に申し込んだまま、まだポイントを受け取っていない人も対象です。

健康保険証としての利用申込や公金受取口座の登録も含めると、最大20,000円分のマイナポイントが手に入ります。

マイナポイントのメリット

マイナポイントのメリット

マイナポイントは、多くの人にとって取得しやすく使いやすいキャンペーンとなっています。ここでは、マイナポイントのメリットを見ていきましょう。

メリット1.豊富なキャッシュレス決済から選択できる

マイナポイントの受取先となるキャッシュレス決済は、非常に幅広い種類から選べます。ペイペイやd払いといった全国的なサービスから、ローカル店や地方金融機関の独自決済サービスも対象に含まれています。日常的に使うキャッシュレス決済から、最適なサービスを選べる点が魅力です。

メリット2.健康保険証や公金受取口座の登録でもポイントがもらえる

マイナポイント第2弾では、健康保険証としての利用申込や公金受取口座の登録でも、マイナポイントがもらえるようになりました。この方法なら、第1弾ですでにマイナポイントを受け取っている人も参加できます。

なお公金受取口座とは、国からの給付金を受け取る口座のことです。受取口座をあらかじめ指定しておくことにより、給付金を受け取るまでの時間短縮に繋がります。

メリット3.マイナポイント受取以降は有効期限なし

受け取ったマイナポイントの有効期限は、受取先のキャッシュレス決済サービスの規約に応じます。ペイペイやWAONのように無期限で使えるところもあるため、この場合は実質マイナポイントの有効期限はありません。自分のタイミングで、無駄にすることなくポイントを使いきれます。

マイナポイントのデメリット

マイナポイントのデメリット

お得にポイントがもらえる一方で、マイナンバーカードの発行やマイナポイントの取得条件にデメリットを感じる場合があります。ここからは、マイナポイントのデメリットを3つ紹介します。

デメリット1.マイナンバーカードを作る手間がかかる

マイナンバーカードをまだ作っていない場合、作成の手間と時間がかかります。マイナンバーカードの完成には、おおむね1ヵ月~1ヵ月半ほどかかると見ておきましょう。

なお、会社員だと平日に市区町村役場へ行き、手続きするのが難しいでしょう。そのときは、土日でも対応している出張申請所(事前予約制の場合あり)もあります。出張申請所では、必要書類をきちんとそろえて申請すれば、マイナンバーカードの完成後に自宅まで郵送してくれます。

デメリット2.マイナポイント上限を得るには20,000円の出費が必要

マイナポイントを上限(3つ合わせて20,000円分)まで受け取るには、自己負担での出費も必要です。キャッシュレス決済でもらえるマイナポイントは、利用額の25%分がポイントとして還元されます。つまり、最大5000円分のポイントをもらうには、20,000円の買い物をしなければなりません。タダでポイントがもらえるわけではない点に注意です。

デメリット3.現金主義の人には使いづらい

そもそもキャッシュレス決済をあまり使わない現金主義の人にとっては、マイナポイントは使いづらいといえます。現金と違ってキャッシュレス決済は使える場所が限定的な場合もあり、受け取ったマイナポイントを使いきれない可能性があります。有効期限のあるキャッシュレス決済サービスで受け取った場合は、無駄になってしまわないよう早めに使いきりましょう。

マイナポイントの申し込み方法

マイナポイントの申し込み方法

マイナポイントの申し込みは、5ステップで完了します。ここでは「マイナンバーカードの新規取得およびキャッシュレス決済の利用」の申込方法を例に紹介します。

1.マイナンバーカードを作成する

まずは、マイナンバーカードをインターネット・郵送・専用窓口いずれかの方法で作成します。主に必要な書類は、以下の3つです。

・交付通知書(はがき)
・通知カード※2020年(令和2年)5月以前に交付を受けている人
・本人確認書類

マイナンバーカードの交付申請書がない人や自分のマイナンバーが分からない人は、専用窓口へ行かなければなりません。専用窓口は市区町村役場や、スーパーの出張申込所などがあります。

2.マイナポイントアプリをインストールする

パソコンまたはスマートフォンに、マイナポイントアプリ(無料)をインストールします。インストール後アプリを起動し、以下の手順でログイン情報とマイナンバーカードを連携してください。

1.メニューから「申し込みを始める」を選ぶ
2.マイナンバーカード受け取り時に設定した数字4桁のパスワードを入力する
3.マイナンバーカードを読み取る

3.紐付けるクレジットカードやその他キャッシュレス決済を選択する

マイナポイントの受け取り方が表示されるため、その中から「マイナンバーカードの新規取得」を選択します。健康保険証や公金受取口座の申し込みもおこなう場合は、すべて選択しても大丈夫です。 受取を希望するキャッシュレス決済サービスを探して、選択しましょう。

続いて、サービスごとに定められた「キャッシュレス決済サービス ID」と「セキュリティコード」を入力します。それぞれのIDとコードの確認方法は、マイナポイント公式サイトからチェックできます。 その後、画面の案内に従って申し込みを完了させてください。

4.買い物やチャージをする

マイナンバーカードとキャッシュレス決済の紐付けが終わったら、後は通常通り買い物やチャージをします。キャッシュレス決済によってチャージだけではポイント対象外になるものもあるため、付与条件についてはよく確認しましょう。

5.マイナポイントが付与される

チャージや支払いの確認後、指定のキャッシュレス決済サービスにマイナポイントが付与されます。ポイント付与のタイミングは、各キャッシュレス決済サービスの公式サイトなどで確認可能です。一例としてペイペイなら、チャージの場合は即時に付与され、支払いであれば支払日から起算して30日後に付与となっています。

まとめ

マイナポイントはキャッシュレス決済のポイントとして、普段のお買い物に利用できます。マイナンバーカードの作成を億劫に感じるかもしれませんが、インターネットからでも申し込めるため思うより手続きは簡単です。キャンペーンを利用して、マイナポイントを獲得しましょう。



著者プロフィール

著者 澤田 真里奈

2級FP技能士

地方銀行へ入社し、貯金・ローンなど金融商品の販売に従事。 その後、不動産業界へ転職して社会保険や労務管理を担当しながらFP資格を取得。自身の経験から“お金を無駄にしないための”アドバイスをおこなう。

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