日本銀行ってどんな銀行なの?
お札の発行
日本銀行は銀行の中の銀行と言われるように、直接個人や会社との取り引きはしません。大きく3つの役割があります。
1つ目は「お札の発行」です。みんなが使っている千円札や一万円札は日本銀行券と言います。このお札を製造・発行させ、世の中で使えるようにしています。
日本銀行は銀行の中の銀行と言われるように、直接個人や会社との取り引きはしません。大きく3つの役割があります。
1つ目は「お札の発行」です。みんなが使っている千円札や一万円札は日本銀行券と言います。このお札を製造・発行させ、世の中で使えるようにしています。
2つ目は「お金の流れの安定」です。日本銀行は一般の銀行を通して世の中にお金が流れるようにしており、日本銀行から銀行、銀行から個人や会社へお金が流れる安定した仕組みを作っています。社会の中でお金が安定して流れることは個人や会社などの活動にとても大事なことです。
3つ目は「物価の安定」です。今日500円で買えたものが、明日は1000円になったり、その逆になったりすると、とても安定した暮らしができなくなります。物価(物の値段)のはげしい変化が起こらないように、いろいろな物価が安定する方法をとっています。
銀行の中の銀行と言われる日本銀行は銀行などの金融機関だけと取り引きし、個人や会社とは直接、取り引きをしません。しかし、日本銀行は銀行と個人や会社とが安定した取引ができるよう「お札の発行」や「お金の流れの安定」「物価の安定」などの役割を通して皆んなの暮らしを支えています。