愛媛県の銀行の歴史を調べてみよう!

愛媛県初の銀行、第二十九国立銀行の誕生

日本政府は明治12年(1879)までに全国で153の国立銀行(こくりつぎんこう)をつくりました。愛媛県では川之石浦(現:八幡浜市)に全国で29番目、四国で2番目の「第二十九国立銀行」がつくられました。 はぜ(ろうそくなどの原料)などの貿易で栄え、経済の豊かな土地だった川之石浦の潤業社がもとになってできた銀行で、明治11年(1878)3月15日に誕生しました。
この日が「伊予銀行創業記念日」になります。川之石浦は愛媛県の銀行の発祥の地と言われます。その後、松山に第五十二国立銀行、西条に第百四十一国立銀行が次々と誕生しました。

愛媛県初の第二十九国立銀行

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第二十九国立銀行の許可書

「第二十九国立銀行創立證書及び開業免状」、当時の大蔵卿(おおくらきょう)・大蔵大臣の大隈重信(おおくましげのぶ)が発行した「銀行をつくってもよい」という許可書が残っています。

第二十九国立銀行創立證書及び開業免状

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第二十九国立銀行

第二十九国立銀行で使われて給料払渡張です。毎月の給料額がきちんと書かれています。もちろん全て手書きで作成されていました。

給料払渡張

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