行員紹介

データ分析とブランディングで、伊予銀行の営業戦略を支える

豊田 元気
本部
総合職エリアF プランニングCF
2015年入行

行外派遣で学んだビッグデータの活用法と愛媛の市場

ビジネスマーケティング部に所属する豊田は、商品キャンペーンの設計やデータ分析を担当している。「キャンペーンを成功させるためにはターゲティングが重要です。まずは膨大な顧客データベースの中から、どの層に情報を届けるか様々な手法を用いてセグメントします。ターゲットが決まればそれを届ける方法を検討。SNSやWEB、メールなど多様化するメディアのなかで最適なアプローチを選択。キャンペーンが終了すればデータを分析し、次のキャンペーンや商品開発、銀行サービスに活かします」。
大学では応用化学を専攻、一方で「営業活動を通じて地元に貢献したい」と伊予銀行を志望した。入行後は主に法人の営業係として活躍。本人もやりがいを感じていたところでの配置転換。「寝耳に水でした」と当時を振り返る。「営業とは全く別の世界、分析ツールを目の前にしても最初は何をして良いのか分かりませんでした」。そんな豊田を変えたのが、横浜銀行グループである浜銀総合研究所への行外派遣。同研究所には地銀10行が参加し、ビッグデータの活用を研究・サポートする「ナレッジラボ」があり、分析手法を学んだ。さらに1年間の派遣期間を通じて伊予銀行や愛媛の市場を俯瞰的に見られたことが、今につながっているという。

本業と副業を巧みにシンクロさせながら自分を磨く

豊田が仕事をする上で大切にしているのが「客観性」と「ブランディング」の視点。フラットな視点で数字を分析しながら、消費者から伊予銀行や商品がどう見られるかを常に考えているという。
その「ブランディング」に役立っているのが写真撮影の副業だ。「副業は言わば『自分株式会社』を持つようなもの。クライアントに対し自分の強みや魅力をどう訴求しビジネスにつなげていくか。それは本業も副業も変わりません」。伊予銀行では、2020年4月に副業を解禁。「法人営業の際、自社のサービスや商品を生み出す経営者さんに刺激を受けました。副業を通じて、自分自身のドメインを確立したいと考えました」。「ブランディング」というキーワードでつながる本業と副業。豊田は、2つのビジネスの相乗効果で自身の価値向上につなげる。