行員紹介

2度の出産と育休を経て、ワーク・ライフ・バランス充実の日々

正岡 加奈子
営業店
オフィスコース
2010年入行

産休・育休・復帰が当たり前の職場

「生まれ育った地元で、お客さまの人生と密接にかかわる仕事がしたい」と伊予銀行を志望した正岡。入行後は業務係や営業係を経験し、入行7年目に最初の妊娠。1年間の育児休業を取得した。当初は不安もあったそうだが、休みの間は定期的に同じ環境の行員同士で悩みを共有する場が設けられた。また、自己啓発システム「I‐Campus」では自宅に居ながらPCやスマホから新商品の知識や金融業界の動向を学 ぶことができて役に立ったという。
その後、2度目の育児休業を取得した。復帰後は、子どもの病気による急なお休みにも、職場の同僚が快くサポート。伊予銀行では、育児休業、そして復帰が当たり前の職場になっており、行員同士で助け合う土壌ができているという。

デジタル化で一変した窓口業務

一方、正岡の1度目の育児休業の間に伊予銀行は様変わりしていた。D‐H‐Dサービスの導入だ。お客さまに対応する多くの業務にデジタル技術が活かされていた。口座開設や住所変更、入出金など多くの手続きは銀行に備え付けのタブレットで行う。入力するのはお客さま、行員は疑問点の説明などサポートに徹する。ペーパーレス化による業務の効率化で、正岡をはじめとしたオフィスコースの行員は一人で窓口業務と後方事務、両方の役割を担うようになった。
「私自身、デジタルが得意ではないので、最初は戸惑いがありました」と振り返る正岡。同じように躊躇する高齢者のお客さまも多いという。「ただ、口座開設一つとっても、従来の約45分から15分程度に短縮されました。デジタル化は必ずお客さまにとってメリットとなるはず。苦手意識を持つお客さまにも理解していただけるよう根気強く説明しています」。
単純な事務作業の時間が減り、空いた時間で潜在ニーズの把握や提案に力を入れる。「お客さまの人生と密接に関わりたい」と抱いていた入行動機をより実現しやすい環境になりつつある。「将来は、個人営業としてより深くお客さまとかかわりたい」と、総合職への転換も視野に、日々、仕事に取り組んでいる。