金融犯罪にご注意ください

架空請求・ヤミ金

1. ヤミ金の手口

  • 超高金利で貸付け、支払いが滞ると暴力的な言葉や態度で厳しい取立てを行う。
  • ついヤミ金融業者に電話すると、お客様から個人情報(電話番号、住所、氏名、勤務先、家族構成、家族氏名、取引銀行、口座番号等)を巧みに聞き出し、不審に思って断ろうとしても、「既に融資資金を用意してしまったので、断ると解約金がいる。」「入会金、申込金が必要。」等の言いがかりをつけ、執拗に借入れや支払いを強要する。また、勤務先や家族に電話するなどのいやがらせを行う、または、そのようなことを行うと脅し、借入れや支払いを強要する。
  • 裏ルートで入手した顧客名簿・ブラックリストにより、お客様には借りる意思がないにもかかわらず、お客様の銀行口座に無断で現金を振込み、後日、法外な金利を要求してくる。

2. 架空請求の手口

  • お客様が実在のローンについて、聞き慣れない業者から「今回、あなたの○○銀行のローンは当社が債権譲渡を受けたので、今後はこちらに返済するように。」と電話や文書あるいはメール等で請求してくる。もちろん、債権譲渡の話は嘘だが、たまたまお客様が借入れしている金融機関名が合致すると信じてしまう。
  • 利用した覚えのない有料番組(有料アダルト番組、ツーショットダイヤル、出会い系サイト等)の情報料について、悪質な業者が郵便、携帯電話、電子メール等で高額な請求を送ってくる。
  • 支払わない場合は債権徴収担当者を自宅に訪問させるとか、法外な追徴金がある等と、強要、脅迫的な請求を行い、恐怖心を煽る。

3. 有効な対策とは

相談

  • 一人で悩まず、警察や消費者センター等の公的機関、ボランティア団体等へ相談しましょう。
  • ヤミ金業者に知られた口座は解約することをお勧めします。

無視

  • 相手からの要求に対して、決して返答してはいけません。
  • 請求があっても、簡単に支払ってはいけません。
  • 非通知の不審な電話にはでないようにしましょう。

守秘

  • 貴方の個人情報を相手に与えてはいけません。
    電話やメールの場合は、相手は貴方の名前も知らないことが多いです。
  • 相手の質問に答えてはいけません。
    問われることは否定しておけば無難です。

以上