環境・気候変動

伊予銀行エバーグリーンの森

「伊予銀行エバーグリーンの森」づくりをすすめています。

伊予銀行は2008年より「エバーグリーンの森」づくり活動をすすめています。これは、愛媛県の「企業の森」制度に則して、2008年10月31日に愛媛県、大洲市、(財)愛媛の森林(もり)基金と結んだ「森林(もり)づくり活動協定」(協定の概要はこちら)に基づき、行員等が森林に入り、ボランティア活動を積極的に取り組むことによって、CO2の抑制に大きな働きをしている「森」を元気にしていこうとするもので、東温市、大洲市の2箇所で開始しました。2013年3月には新たに松山市、西条市の2箇所の活動場所を加え、愛媛県内4箇所の森林において活動しております。

伊予銀行エバーグリーンの森 大洲

大洲市阿蔵・高山(7.62ha)
森林所有者:大洲市

大洲市中心市街地と肱川をはさんで対していますが、松枯れ被害の拡大により森が荒廃し、景観も損なわれつつあります。この自然環境・生活環境と一体となった森は、未来に引き継ぐ大切な里山であり、市民等が自然環境に親しむ場としていくためにも、植栽による再生が必要な場所です。

活動内容

大洲市市街地を望む近郊の高台に位置していることから、定期的に行員及びその家族が地域の皆さんとともに、森林と親しむ環境整備を図ります。具体的には、約0.7haの範囲にわたり広葉樹を中心とした植栽を順次実施するとともに、植栽後の下草刈りを定期的に行います。

伊予銀行エバーグリーンの森 東温

東温市松瀬川(7.63ha)
森林所有者:愛媛県

松山平野を潤している重信川支流の一つ、本谷川の上流域に位置し、水源保全に重要な役割を担っています。40年生以上のスギ、ヒノキが深い森を形成していますが、伐採期に差しかかっており、更新のためにも計画的な間伐と新たな植栽が必要とされています。

活動内容

水源地域に位置していることから、水源涵養力の維持向上を図るため、約6.1haの範囲にわたり、定期的に行員及びその家族が地域の皆さんとともに、針葉樹を中心とした植栽や下草刈りを行います。また、樹木の生育を促すため、1.5haにおいて間伐を行います。

伊予銀行エバーグリーンの森 東予

西条市福成寺(6.37ha)
森林所有者:愛媛県

旧東予市全域を流域とする北川の上流に位置する大明神池に隣接するエリアを活動域としています。この川は、沿川地域への洪水氾濫を抑制及び防止する役割をしていることから、河川の治水・利水・環境についての意義は大きく、この自然環境・生活環境と一体となった森は、未来に引き継ぐ大切な里山であり、自然環境に親しむ場としていくためにも、植栽による再生が必要な場所です。

活動内容

定期的に当行行員が中心となって、森林と親しむ環境整備を図ります。具体的には、土地にあった樹種の植樹及び植樹後の環境保全のための下刈り、間伐による森林保全活動などを行います。

伊予銀行エバーグリーンの森 松山

松山市久谷(1.69ha)
森林所有者:愛媛県

「伊予銀行エバーグリーンの森」松山は、国道440号線、三坂峠に位置しており、1966年に天皇、皇后両陛下がお越しになられ、植樹祭を開催した「久谷ふれあい林」の跡地に隣接しています。「久谷ふれあい林」はえひめ森林浴46番にも指定された未来に引き継ぐ大切な里山であり、市民等が自然環境に親しむ場としていくためにも、植栽による再生が必要な場所です。

活動内容

定期的に当行行員が中心となって、森林と親しむ環境整備を図ります。具体的には、土地にあった樹種の植樹及び植樹後の環境保全のための下刈り、間伐による森林保全活動などを行います。

これからの「エバーグリーンの森」における取組み

伊予銀行では、愛媛県、大洲市、(財)愛媛の森林基金との連携のもと、「伊予銀行エバーグリーンの森」において、下記の取組みを進めて参ります。

  • 役職員及び家族等による森林づくり活動(ボランティア)
  • 協定森林における森林づくり活動等に対する寄付(毎年度1百万円、計5回)
  • 活動内容の情報発信

なお、今後の活動状況や「森」の様子などについては、ホームページ等でお知らせしていきます。