試合日程・結果

2021年度 試合結果 第1節 豊田自動織機

対 豊田自動織機

第1節 4月3日(土)10:30 開始  ベイコム野球場

チーム名 1 2 3 4 5 6 7
豊田自動織機 1 0 0 0 0 0 0 1
伊予銀行 0 0 0 0 0 3 X 3
バッテリー
ダラス・エスコベド-チェルシー・グッドエーカー(豊田自動織機)
黒木、庄司-安川(伊予銀行)
本塁打
正木(伊予銀行)
三塁打
金江(豊田自動織機)

試合ダイジェスト

~チームを救う新キャプテン正木の逆転3ラン~

 昨年は新型コロナウイルスの影響で前半戦は中止、後半戦は無観客試合を余儀なくされた『日本女子ソフトボールリーグ』。今シーズンはコロナ禍ではあるものの、一定のルール下のもとで有観客での開幕となった。
 昨シーズン7位の伊予銀行と4位の豊田自動織機との対戦。
 伊予銀行は昨シーズン7位の原動力となった2年目黒木、豊田自動織機は昨シーズン最多勝を獲得したメキシコ代表エースのダラス・エスコベドの先発。
 豊田自動織機は初回、黒木の立ち上がり攻め、1死から2番が死球で出塁。3番が1塁線を鋭く抜くツーベースヒットで1塁走者が隙を付いた走塁で先制。
 その裏伊予銀行も1死後、2番松成がライト前ヒット、3番正木もセンター前ヒットで1・2塁、4番樋口が四球で満塁。ここで5番新人川口のセンターフライで3塁走者松成がタッチアップするも、相手センターの好返球でタッチアウト。
 豊田自動織機は2回以降も再三チャンスをつくるものの、あと1本が出ず無得点。
 逆に伊予銀行は、2回以降、ノーヒットに抑えられていたが、6回裏に、秋元監督の采配がズバリ的中する。先頭打者に代打2年目佐々木を送り、しぶとくレフト前ヒットで出塁。佐々木はこのヒットがリーグ戦初ヒット。ムードが盛り上がる中、ここで1番飯田が手堅く送るかと思われたが、初球はヒッティングの構え、続く2球目もヒッティングの構えから、ピッチャーとファーストの間にプッシュバントを決め無死1・2塁。2番松成のバント失敗で1死1・2塁。ここで3番正木が1ボール・1ストライクからの3球目をジャストミート。ライトスタンドへ運ぶ逆転3ランホームランで3-1と試合をひっくり返した。
 最終回、豊田自動織機の攻撃を4回途中からリリーフした庄司が無死1・2塁のピンチを招きながらも、後続を打ち切りゲームセット。
 この試合、再三のピンチを耐えて凌いでワンチャンスをものにした伊予銀行。幸先のよいスタートを切った。