試合日程・結果

2021年度 試合結果 第7節 デンソー

対 デンソー

第7節 10月3日(日)13:15 開始  西予市営宇和球場

チーム名 1 2 3 4 5 6 7
デンソー 0 0 0 0 1 0 0 1
伊予銀行 0 0 0 1 0 1 X 2
バッテリー
近藤、坂本-清原(デンソー)
黒木-安川(伊予銀行)
本塁打
安川(伊予銀行)
二塁打
安川(伊予銀行)、白石(デンソー)

試合ダイジェスト

~投げては黒木、打っては女房役安川の活躍で地元2連勝!~

 第7節地元西予大会・第2日は、前日の大垣 ミナモ戦に9-3と快勝し、通算成績6勝9敗の9位に順位を上げた伊予銀行 VERTZと通算成績8勝6敗の同率5位、デンソー ブライトペガサスが対戦。
 VERTZは黒木、デンソーはメーガン・グッドの先発。
 試合は両先発投手が互いに3回まで相手打線を無得点に抑える好投を見せ、緊迫した試合展開が続いた。
 試合が動いたのは4回裏、VERTZはこの回先頭の2番・松成がライト前ヒットで出塁し、すかさず盗塁。3番・樋口の四球で無死1・2塁とすると、4番・安川が右中間にタイムリーツーベース!2塁走者が還り、待望の先取点を挙げた。
 先制を許したデンソーはその直後の5回表、1死から9番がレフトオーバーのツーベースを放ち、次打者のセカンドゴロの間に3塁へ進塁。2死ながら走者を3塁まで進められると、続く2番が四球で出塁。1・3塁の場面で、3番への初球にダブルスチールを敢行され、これが見事に決まり、3塁走者がホームイン!すぐに1-1の同点に追いつかれた。
 一方、VERTZは4回途中からリリーフしていた「エース」カーリー・フーバーに抑えられ、1-1の同点の状態が続いたまま、迎えた6回裏、この回も簡単に2死を取られ、「このまま延長か…」という雰囲気が漂い始めていたが、4番・安川がワンボール・ツーストライクからの4球目を強振!この打球が一直線にライトスタンドに飛び込む勝ち越しのソロホームランとなり、貴重な勝ち越し点を挙げた!
 またしても1点を追う立場となったデンソーは最終回、1死から8番が振り逃げで1塁に生きると、2死後、1番のライト前ヒットと、2番の四球で満塁と攻め立て、「一打逆転」のチャンスを作られたが、3番の打球はショートゴロで、ゲームセット。VERTZが1点差で逃げ切り、2-1で勝利を収めた。
 勝ったVERTZはこの試合の先発・黒木が、相手打線を4安打・1失点に抑える好投を見せると、女房役の安川がリーグ屈指の「速球投手」2人の外国人を擁する投手陣から先制タイムリー、決勝の第3号ソロホームランを放つ等、チームの「全打点」を叩き出す大活躍。2-1で競り勝つ「立役者」となった。「地元」の応援を力に換え、今節連勝。通算成績7勝9敗の9位と調子は上向き。昨シーズンの「躍進」を再現するかのような戦いに、次節以降も期待が高まる!次節からは上位チームとの対戦、『最後まで諦めない粘り強い戦い』を意識し、この勢いを続けていきたいものだ。