バッテリー

黒木、庄司－安川、二宮（伊予銀行）
濱村、藤田－我妻（ビックカメラ）

本塁打

内藤（ビックカメラ）

二塁打

市口（ビックカメラ）

　第8節宇都宮大会・第1日は、「地元」で嬉しい連勝。通算成績7勝9敗の9位に順位を上げてきた伊予銀行 VERTZと日本代表6名が所属する通算成績12勝4敗「単独首位」のビックカメラ高崎 BEE QUEENとの対戦。
　VERTZは黒木、ビックカメラは防御率1位の濱村が先発。
　ビックカメラは初回、黒木の立ち上がりを攻め、日本代表1番・山本のサード強襲安打と次打者の犠打で1死2塁とすると、続く日本代表3番・内藤がフルカウントからの7球目を、レフトスタンドへ運ぶツーランホームランでこの回2点を先制される。
　ビックカメラは4回裏にも1死3塁から7番の犠牲フライで1点を追加され、0－3とリードして迎えた終盤6回裏にも、1死からエラーを絡めて3点を追加され、0－6と完全に勝負を決められた。
　VERTZは、相手先発の前に5回までわずか1安打。6回から代わった日本代表・藤田にも1安打に抑え込まれ、この試合放った安打は2安打のみ。守っては、先発・黒木が初回にいきなり先制ツーランを浴び、2失点。4回裏にも1点を失い、6回裏には5回途中から登板していた庄司が打ち込まれ3失点。通算成績7勝10敗となり、前節（第7節）、「地元」での連勝の勢いを今節に持ち込むことはできなかった。
　ただこの試合、昨年7月に大怪我した二宮が復活のクリーンヒット、打撃の調子が今1つだった甲斐にもヒットが出る等、明るい材料はある。そういった中で、明日の試合はトーナメントではないリーグ戦の良さを利用し、気持ちをリセットし臨んでもらいたいものだ。