バッテリー

後藤、モニカ・アボット－切石、峰（トヨタ自動車）
黒木、庄司－安川（伊予銀行）

本塁打

山崎（トヨタ自動車）

二塁打

鎌田（トヨタ自動車）

　第9節豊岡大会・第1日目は、前節終了時点で「首位打者争い」のトップに立つ安川率いる通算成績8勝10敗の9位の伊予銀行VERTZと通算成績12勝6敗の3位、3年振りの「王座奪還」を狙うトヨタ自動車レッドテリアーズとの対戦。
　VERTZは黒木、トヨタ自動車は日本代表の後藤の先発。
　トヨタ自動車は２回表、この回先頭の4番が四球を選び、出塁。すかさず代走を起用し、その1塁走者が続く日本代表5番・山崎のレフト前ヒットで一気に3塁まで進塁。無死1・3塁とチャンスを広げ、6番がレフト前のタイムリーで先制。
　一方、VERTZは先発・後藤の力投の前に得点できず、初回に2番・松成の内野安打と四球で1死1・2塁と得点圏に走者を進めたが後続が倒れ無得点。2回以降「三者凡退」の繰り返しで「ゼロ行進」。5回裏からはアメリカ代表エースモニカ・アボットの前に9人中8三振と抑えられる。
　トヨタ自動車は6回表、先頭の5番・山崎が本塁打を放ち、また5本の長短打で、大量6点を追加し、0－7でゲームセット。
　敗れたVERTZはこのところ見事な試合運びを見せ、VERTZらしい「ミラクル」な逆転サヨナラ劇等も演じてきたが、この試合ではトヨタ自動車のオリンピアンに投・打に圧倒され、手も足も出ず、完敗。