バッテリー

千葉－竹林（シオノギ製薬）
黒木、庄司－安川（伊予銀行）

本塁打

樋口（伊予銀行）、谷本（シオノギ製薬）

二塁打

谷本（シオノギ製薬）

　第2日は、通算成績8勝11敗9位の伊予銀行 VERTZと、通算成績4勝15敗の11位、「地元」で何とか「1勝」を挙げ、「関西の老舗」チームの「意地」を見せたいシオノギ製薬 ポポンギャルズとの対戦。
　VERTZは黒木、シオノギ製薬は大型左腕千葉の先発。
　後攻のVERTZは初回、相手先発の立ち上がりをとらえ、1番・樋口が2球目を逆らわず右方向へ運ぶソロホームラン！　ライトが追いつき、一度はグラブに収めたかにも見えたが……無情にも打球はフェンスの向こう側にこぼれ落ち、いきなりの先頭打者本塁打となり、わずか2球で先制。
　シオノギ製薬は、その直後の2回表、黒木を攻め、安打、犠打で1死2塁とし、7番が同点のタイムリーを放ち、すぐに1－1の同点。
　続く3回表にも、1番がセンター頭上を越える勝ち越しのソロホームランで1－2と逆転。
　4回表にも、5番が四球で出塁し、すかさず盗塁。2死後、8番も四球で歩き、2死1・2塁とした後、代打のセンター前ヒットで1－3。
　一方、VERTZは初回いきなりの先頭打者本塁打で先取点を挙げたものの、2回以降は立ち直った相手投手を打ちあぐね、わずか1安打。最終回の代打攻勢も実らず、そのままゲームセット。
　敗れたVERTZは今節連敗で決勝トーナメント進出が消えた。通算成績は8勝12敗で9位のまま。ただこの試合、大怪我から復活し先発出場したチームの中心的な存在である二宮が2安打を放ったことにより、チームは連敗はしたものの、最終節にチームの士気が上がったことは間違いない。最終節に連勝しチーム初の二桁勝利に期待したい。