バッテリー

庄司、黒木－安川（伊予銀行）
ダラス・エスコベド－チェルシー・グッドエーカー（豊田自動織機）

本塁打

本間（伊予銀行）、中川2・竹中（豊田自動織機）

　「最終節」となる第10節大分大会・第1日は、通算成績8勝12敗の9位、この最終節を連勝で締めくくり「一つでも上の順位」を狙う伊予銀行 VERTZと決勝トーナメント進出に向け「負けられない戦い」が続く通算成績11勝9敗豊田自動織機 シャイニングベガとの対戦。
　VERTZは庄司、豊田自動織機はダラス・エスコベドが先発。
　先攻のVERTZは初回、1番・本間が二遊間を破るヒットで出塁。盗塁、2番・松成のセンター前ヒットで無死1・2塁とすると、1死後、4番・樋口も二遊間を抜き、2塁走者・本間が一気に本塁へ生還。1点を先制。
　豊田自動織機はその裏、1死から2番が「初球」を振り抜き、センターへソロホームランで 試合を振り出しに戻した。
　試合はその後両チーム追加点を挙げることができず、1－1のまま終盤に突入。
　迎えた5回裏、豊田自動織機は内野安打、四球で無死1・2塁とし、2死後、2番が再びセンターへの3ランホームランで一挙3点。1－4と勝ち越される。
　VERTZは直後の6回表に先頭の9番・浅石がレフト前ヒットで出塁。続く1番・本間が打った瞬間ホームランと分かるレフトへの2ランホームランで、3－4と1点差に詰め寄る。本間はこの試合2安打。
　しかしその裏、1死1・2塁から8番にライトへ3ランホームランを叩き込まれ、決定的な3点を追加されゲームセット。
　VERTZは初回先手を取りながら、追いつかれ、勝ち越しを許した後の6回表にも「追撃の一発」で1点差に迫る等「最後まで諦めない」戦いを繰り広げたのだが、投手陣が一発攻勢を浴び、敗退。