事務効率化

全銀EDIシステム(ZEDI)

1.「全銀EDIシステム」とは

インターネットバンキングやファームバンキング(※1.)を使って「総合振込」(金融機関が提供する、複数または多量の振込を一括して振込するサービス)を行う際に、様々な情報(請求書番号、支払通知書番号、商品名 、個数、金額の内訳、返品や契約変更内容等を記載した電子化されたビジネス文書である「金融EDI情報」)を添付できるシステムです。
金融機関によって導入時期が異なりますが、一般社団法人全国銀行資金決済ネットワー ク(以下、「全銀ネット」と言います。)の加盟金融機関の多数が全国レベルにて一斉に参加する(※2.)システムであるため、全国のお取引先と情報のやり取りが可能となります。

  1. ※1電話回線を介して企業と金融機関とが振込や引き落とし等のデータの授受を行うサービスです。
  2. ※2金融機関により開始予定時期や取扱チャネルが異なる場合があるため、お取引行への確認が必要です。

全銀EDIシステムのご利用イメージ

総合振込で振り込む際に、「金融EDI情報」を添付することができます。
「金融EDI情報」とは、請求書番号、支払通知書番号、商品名、個数、金額の内訳、返品や契約変更内容等を記録できる電子文書です。

ZEDIの詳細につきましては、一般社団法人全国銀行協会のホームページおよび一般社団法人全国銀行資金決済ネットワークのホームページをご参照ください。

2.お受取企業側のメリット

複数の請求分がまとめて振り込まれた場合であっても、情報の添付により、どの請求分の振込であるかを容易に特定することができ、売掛金の消込作業の効率化につながります。

3.お支払企業側のメリット

「金融EDI情報」を添付し、同一先への複数の請求金額をまとめて振り込むことにより、振込手数料の削減が期待できます。また、振込の内容確認のための連絡が減少することが見込まれます。

Youtube“売掛金の消込を効率化!動画でわかる金融EDl(ZEDI)のススメ”

4.伊予銀行にて取り扱い可能なチャネル(伝送路)

IB(インターネットバンキング)、FB(ファームバンキング)においてZEDIに対応した機能を追加いたします。

【送信時】
「総合振込」時の「XMLフォーマット」(※3.)でのファイルアップロード機能
【受信時】
「会計情報サービス」(「入出金明細」・「振込入金照会」)ご利用時のファイルダウンロード機能を追加いたします。これにより、支払企業・受取企業間において様々な情報の送受信が可能となります。
  1. ※3「XMLフォーマット」は電文の長さ等を柔軟に設定することができ、桁数の制約を受けず、多くの情報を伝達いただけます。
    なお、FBをご利用の場合には、通信機能を備えたソフトウェア(※4.)をご準備いただく必要があります。
  2. ※4当行では株式会社NTTデータ四国の「EBNext2DX」(詳しくは、株式会社NTTデータ四国のホームページをご参照ください)をご利用いただけます。
    また、IB、FBともに、「金融EDI情報」を作成するためのソフトウェア(※5.)が別途必要となります。
  3. ※5伊予銀行では株式会社NTTデータフロンティアの「金融EDIサポート」(詳しくは、株式会社NTTデータフロンティアのホームページをご参照ください)をご利用いただけます。「金融EDIサポート」をご利用になりたい場合はこちら

5.ご利用手続について

当行所定の申込書が必要となります。お取引店にご照会ください。
なお、FBをご利用のお客さまは全銀ネットにてクライアント証明書の発行申込手続を行っていただく必要があります。

6.ZEDIのご利用にかかる手数料(2018年12月25日現在)

このサービスのご利用手数料は、当面の間無料といたします。

  • IB・FBのご利用にかかる所定の手数料はこれまでどおり必要となります。ZEDIのご利用手数料は今後の機能改善等に合わせて見直しをさせていただく場合があります。

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伊予銀行 事務統括部

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