外貨普通預金
特長
POINT1
通貨によっては、円預金にくらべて高い金利での運用が可能です。
POINT2
為替相場の変動により、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の払い込み円貨額を上回る場合、為替差益が得られます。
主な取り扱い通貨
円預金との違い
円貨でお受け取りの場合、お預け入れ時の為替相場の変動により、差益・差損が生じる点です。
為替差損が生じた場合は、お引き出し時の受取円価額がお預け入れ時の円価額を下回る(元本割れする)可能性があります。
為替差益・差損とは
概要
ご利用いただける方 | 個人(満18歳以上)および法人のお客さま |
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最低お預入金額 | 補助通貨以上(例:米ドルの場合は1セント以上) |
お取扱通貨 | 原則として米ドル・ユーロ・豪ドル・人民元といたします。
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お預入期間 | 期間の定めはありません。 |
適用金利 | 適用金利は、市場環境などにより見直しすることがあります。 |
お利息計算方法 | 付利単位は1通貨単位とし(例:米ドルの場合は1米ドル単位)、1年を365日とする日割り計算により、毎年3月と9月の当行所定の日、または解約時にお支払いいたします。 |
お預入相場 | 円貨から外貨への換算相場は、当行所定のTTS(電信売相場)が適用されます。TTSは為替手数料を含んだ相場です。 (為替手数料の例:1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭、1豪ドルあたり2円、1人民元あたり30銭)
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お引き出し相場 | 外貨から円貨への換算相場は、当行所定のTTB(電信買相場)が適用されます。TTBは為替手数料を含んだ相場です。 (為替手数料の例:1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭、1豪ドルあたり2円、1人民元あたり30銭)
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お預入方法 | 随時お預け入れできます。 |
払い戻し方法 | 随時お引き出しできます。 |
為替変動リスク | 為替相場の変動により為替差損が生じ、お引き出し時の円貨額が、お預け入れ時の円貨額を下回る(元本割れする)リスクがあります。 お預け入れ時とお引き出し時の換算相場に差があるため(米ドルの場合2円、ユーロの場合3円、豪ドルの場合4円、人民元の場合60銭)、相場に変動がなかった場合でも、お引き出し時の受け取り円貨額がお預け入れ時の払い込み円貨額を下回ることがあります。 |
預金保険 | 対象外となっております。万一、当行に預金保険法の定める保険事故が発生した場合、外貨預金は預金保険の対象外であるため保険金による支払いは行われません。 |
マル優 | 対象外となっております。 |
利息課税 |
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付加できる特約 | ございません。 |
お取扱時間 |
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お取扱店 | 国内全店
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その他 | キャッシュカードは発行しておりません。 ATMでのお預け入れ、お引き出しはできません。 インターネットでのお取り扱いは米ドル、ユーロ、豪ドルに限ります。 |
外貨預金に関する手数料
外貨預金のお取り引きに関しては、次のお手続きの場合などに手数料がかかります。
円現金でのお預け入れ、お引き出し 円預金からのお振り替え、円預金へのお振り替え |
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外貨現金による お預け入れ・お引き出し |
お受け付けできません。 |
外貨建て送金の受け取り 資金によるお預け入れ |
被仕向送金手数料2,500円+外貨金額×0.05%(補助通貨切り捨て)×お預け入れ時のTTS(最低金額1,500円)
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お引き出し資金による 外貨建て仕向け送金 |
支払手数料を送金依頼人負担として、「外国向け電信送金」を行った場合が最大の手数料となります。 送金手数料(6,000円)+支払手数料(3,000円)+外貨預金取扱手数料(※) (※)外貨金額×0.05%(補助通貨未満切り捨て)×送金お取り組み時のTTS(最低金額1,500円)
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- ※米ドル・ユーロ・豪ドル・人民元以外のその他の通貨の場合や、詳細については窓口にお問い合わせください。
外貨預金のご注意事項 必ずお読みください!
- 外貨預金は為替相場の変動により為替差損が生じ、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の払い込み円貨額を下回るリスク(為替変動リスク)があります。
- 円を外貨にする際(お預け入れ時)および外貨を円にする際(お引き出し時)はそれぞれ為替手数料(例えば1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭、1豪ドルあたり2円、1人民元あたり30銭)がかかります。(お預け入れおよびお引き出しの際は、為替手数料分を含んだ為替相場である当行所定のTTS(お預け入れ時適用相場)、TTB(お引き出し時適用相場)をそれぞれ適用します。)
したがって、為替相場に変動がない場合でも、往復の為替手数料(お預け入れ時とお引き出し時の合計で、例えば1米ドルあたり2円、1ユーロあたり3円、1豪ドルあたり4円、1人民元あたり60銭)がかかるため、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の払い込み円貨額を下回るなど、元本割れが生じる場合があります。 - 外貨預金は預金保険の対象ではありません。
- 人民元は、中国当局の規制を受けます。人民元建て外貨預金については、中国当局の人民元に対する通貨規制の変更などを受けて、商品内容の変更やお取り扱い自体を中止する可能性が、他の通貨より高くなります。
適用相場による元本割れリスクのご説明
<仲値が100円で変わらなかった場合>
TTS(お預け入れ時適用相場)とTTB(お引き出し時適用相場)の間には、米ドルの場合、1米ドルあたり2円の差(為替手数料)があるため、為替相場に変動がない場合でも、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の払い込み円貨額を下回るなど、元本割れが生じる場合があります。
外貨普通預金における評価損益算出方法のご説明
外貨普通預金では、預金者さまの払い戻し時期の検討材料として、「参考評価損益」をご提示させていただいておりますので、その算出方法についてご説明いたします。
なお、当該算出方法は、あくまでも評価損益算出における一つの考え方であり、評価損益の正確性を保証するものではございません。評価損益も参考値とさせていただいております。
【評価損益算出の基本的な考え方】
- お預け入れされた外貨預金が、為替相場の変動によって為替差益が発生しているのか、為替差損が発生しているのか、評価時点の為替相場を使用して評価損益を算出いたします。
- 評価損益算出の対象となる外貨普通預金残高は、「通貨の交換を伴う取引(対価が円貨)」によるお預け入れ残高に限ります。「通貨の交換を伴わない取引」は対象外となります。
➢対 象:円貨と外貨の交換を伴う取引=Exchange取引(以下、「EX取引」と言います。)
➢対象外:円貨と外貨の交換を伴わない取引=Non-Exchange取引(以下、「NOEX取引」と言います。)
- EX取引によるお預け入れが複数あり、それぞれのお預け入れ相場が相違する場合は、当該残高に対するお預け入れ相場は、それぞれのお預け入れ相場の加重平均相場といたします。
- EX取引とNOEX取引のお預け入れ残高が混在する場合で、払い戻しがEX取引となる場合は、EX取引のお預け入れ残高について優先的に払い戻しを行い、払い戻しがNOEX取引となる場合は、NOEX取引のお預け入れ残高について優先的に払い戻しを行うものといたします。
- EX取引のお預け入れ残高に対し、評価基準日の当行所定のTTB(お引き出し時適用相場)とお預け入れ平均相場の差額を掛けて評価損益を算出いたします。
なお、お預け入れ平均相場の算出は、2024年3月18日(月)のお預け入れ以降のお取引からを対象とさせていただき、2024年3月15日(金)以前のお取引については全てNOEX取引とさせていただきます。参考評価損益(円)= EX取引のお預け入れ残高 ×(評価基準日TTB - お預け入れ平均相場)
【具体的なお預け入れ平均相場の算出方法】
- 1.預入
お預け入れ平均相場は、①EX預入と②EX預入の加重平均相場といたします。
- 2.払戻
EXのお預け入れ相場の金額を超えてEXの払い戻しを行う場合、EXの払い戻し金額はEXのお預け入れ残高から優先して払い戻し、これを超える部分はNOEXのお預け入れ残高から払い戻したものといたします。
なお、EXのお預け入れ残高が0となった場合は、お預け入れ平均相場はクリアさせていただきます。 - 3.預入
お預け入れ平均相場は、④EX預入の適用相場といたします。
- 4.払戻
NOEXのお預け入れ残高を超えてNOEXの払い戻しを行う場合、NOEXの払い戻し金額はNOEXのお預け入れ残高から優先して払い戻し、これを超える部分はEXのお預け入れ残高から払い戻したものといたします。
なお、本ケースの場合、④EX預入の適用相場がお預け入れ平均相場となりますので、お預け入れ平均相場に変動はございません。 - 5.預入
新たに⑤EX預入とNOEX預入を行いますので、EXのお預け入れ残高におけるお預け入れ平均相場は④EX預入と⑤EX預入の加重平均相場といたします。
- 6.払戻
NOEXのお預け入れ残高を超えて、NOEXの払い戻しを行う場合、NOEXの払い戻し金額はNOEXのお預け入れ残高から優先して払い戻し、これを超える部分はEXのお預け入れ残高から払い戻したものといたします。
なお、本ケースの場合、④EX預入と⑤EX預入の加重平均相場がお預け入れ平均相場となりますので、お預け入れ平均相場に変動はございません。
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