金利タイプの種類と選び方
ライフプランに応じた金利タイプを選択しましょう。
住宅ローンを選ぶうえで大事となるのが、金利です。目先の金利だけでなく、将来にわたる自身のライフプランを踏まえて、金利タイプを選ぶことが大切です。
新変動金利型 | 段階金利型 | 変動固定選択型 |
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金利情勢の変化に伴い借入金利が見直しされるタイプで、通常年2回金利が見直しされる |
借入時に「当初10年間」と「11年目以降から完済まで」の金利が固定される |
3年・5年・10年のいずれかの固定金利期間を選び、固定金利期間終了後は再度固定金利期間を選択する |
【こんな方にオススメ】 ・これからも金利は上がらないと考えている方 ・金利が上がっても固定金利よりは低いと考えている方 ・当面の返済額を少しでも抑えたい方 ・金利および返済額の上昇に対応できると考えている方 |
【こんな方にオススメ】 ・当初10年間は返済額を低く抑えたい方 ・お借入時に完済までの返済額を確定したい方 |
【こんな方にオススメ】 ・ライフプランや金利動向に合わせて、金利を選びたい方 ・一定期間、返済額を確定したい方 |
- ※変動金利・固定金利の仕組みについては、全銀協のパンフレットにて詳細をご確認いただけます。詳細はこちら
新変動金利型
新変動金利型とは、金利情勢の変化に伴い、定期的に借入金利が見直しされる金利タイプです。
通常年2回金利の見直しがあります。
新変動金利型の返済イメージ
新変動金利型のメリット・デメリット
新変動金利型のメリット | 新変動金利型のデメリット |
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お借り入れ後の金利について
毎年4月1日と10月1日時点の住宅ローン基準金利(以下「基準金利」)をもとに、年2回金利の見直しがあります。
- ※基準金利は、個人ローン金利一覧にてご確認いただけます。
金利の見直しがあった場合、新利率の適用は、基準金利の変更直後の6月または12月の返済日の翌日(増額返済併 用の場合は、直後の増額返済日の翌日)からお借り入れ金利に適用いたします。
- ※ただし、元利均等返済の場合は「5年間ルール」と「1.25倍ルール」が適用されます。
5年間ルールと1.25倍ルールについて(元利均等返済の場合)
金利の変動があっても5年間は返済額が変わらない
市場金利が変動した場合、お借り入れの金利は変動しますが、毎月の返済額は、変動金利適用開始日から起算して5年間変更されないことになっています。気を付けたいことは、金利が見直しされると、毎月の返済額は変わらないものの、利息および元金の内訳が変化するため、金利が下がると返済額に占める利息の割合が減少し、元金の返済が増加しますが、金利が上がると返済額に占める利息の割合が増加し、元金の返済が減少します。
返済額が増えても、新返済額の上限は前回返済額の1.25倍まで
5 年目のお借り入れ金利変更時には、新返済額を再計算しますが、お借り入れ金利の上昇により返済額が増加する場合でも、新返済額は前回までの返済額の1.25倍を限度とされています。以降、10年目、15年目…と5年ごとに新返済額が再計算されます。
万一、お借り入れ金利の大きな上昇により、毎月の利息のお支払額が毎月の返済額を上回った場合は、その超過額(「未払利息」といいます)のお支払いは次回以降に繰り延べられ、未払利息・約定利息・元金の順に返済することとなります。
新変動金利型住宅ローンのイメージ
未払利息のイメージ
新変動金利型は、こんな方にオススメ!
- これからも金利は上がらないと考えている方
- 金利が上がっても固定金利よりは低いと考えている方
- 当面の返済額を少しでも抑えたい方
- 金利および返済額の上昇に対応できると考えている方
段階金利型
段階金利型とは、お借入時に「当初10年間」と「11年目以降から完済まで」の金利が確定する金利タイプです。お借入時に完済までの返済額が確定するので、返済プランが立てやすく、家計管理も安心です。
段階金利型の返済イメージ
段階金利型のプランの選び方
借入期間や繰上げ返済の予定など、ご自身の返済計画に合ったプランをお選びください。
段階金利型のメリット・デメリット
段階金利型のメリット | 段階金利型のデメリット |
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段階金利型は、こんな方にオススメ!
- 当初10年間は返済額を低く抑えたい方
- お借入時に完済までの返済額を確定したい方
変動固定選択型
変動固定選択型は、3 年・5 年・10 年のいずれかの期間だけ金利を固定する金利タイプです。当面の返済額を確定して、将来の金利動向を見極めたい方におすすめです。
変動固定選択型の返済イメージ
変動固定選択型のメリット・デメリット
変動固定選択型のメリット | 変動固定選択型のデメリット |
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変動固定選択型は、こんな方にオススメ!
- ライフプランや金利動向に合わせて、金利を選びたい方
- 一定期間、返済額を確定したい方
金利タイプ比較表
金利タイプ | 新変動金利型 | 段階金利型 | 変動固定選択型 |
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返済イメージ | 金利情勢の変化に伴い借入金 利が見直しされるタイプで、通常年2回金利が見直しされる |
借入時に「当初10年間」と「11年目以降から完済まで」の金利が固定される |
3年・5年・10年のいずれかの固定金利期間を選び、固定金利期間終了後は再度固定金利期間を選択する |
ご融資期間 | 1年以上40年以内
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メリット |
・他の金利タイプよりも金利が安い ・金利が下がれば返済額も下がる |
・全期間固定であるため、返済プランが立てやすい ・お借入時に返済額が確定するので、家計の管理が安心 ・金利上昇のリスクを回避できる ・借入残高が多い当初10年間の金利が低く設定されるため、当初の返済負担が軽くなる |
・当初固定金利期間中の金利を低く抑えることができるため、月々の返済額を抑えられる ・ライフプランに合わせて、固定金利期間を3年・5年・10年から選択できる |
デメリット |
・金利が上がれば返済額が増える ・返済計画が立てにくい |
・金利が下がる局面では、金利低下のメリットを受けられない |
・固定金利期間終了後は、その時の金利情勢に左右されるため、返済額が増える可能性がある |
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